
- 福岡の放生会って?
- 見世物小屋やお化け屋敷の日程は?
- おはじきは中止になったの?
- おはじきを手に入れる方法は?
毎年100万人もの観光客が全国より押し寄せる、福岡の放生会(ほうじょうえ)。
有名な見世物小屋やおはじき情報を以下にまとめてみたので、参考にしてください。
放生会・福岡の見世物小屋とは?
元々、その名の通り日常では見られない品や芸を、獣(動物)や人間が小屋の中で行うことをさします。
なんだかサーカスみたいですよね!
年間行事やイベント情報
毎年100万人もの観光客が全国より押し寄せる、福岡の放生会(ほうじょうえ)。
有名な見世物小屋やおはじき情報を以下にまとめてみたので、参考にしてください。
元々、その名の通り日常では見られない品や芸を、獣(動物)や人間が小屋の中で行うことをさします。
なんだかサーカスみたいですよね!
昭和30年頃までは、日本全国の大きなお祭りの縁日では、よく見世物小屋があったそうです。
しかし現在は「見世物小屋」など中々見ることができません。
というか、まだあるの?ってレベル。
それがあるんです、福岡の放生会に。
福岡の放生会は、全国でも珍しい見世物小屋を伝統行事としてつないでいます。
時代を6~70年さかのぼって、昭和初期に庶民に大人気だった見世物を、伝統芸能としても現代のエンターテイメントとしても楽しむことができるんです!
コレだけでも福岡に見に来る価値があるといえます。
出典元:http://www.hakozakigu.or.jp/omatsuri/houjoya/
では放生会の見世物小屋の出し物についてみていきましょう。
見世物小屋の出し物は、日によって変化します。
カッパにヘビ女に狼女と奇人女性が大活躍の中、なぞの「病人男」や「ギャル」も登場。
ギャルはマジックをするとして…病人男は何をするのでしょうかwww
あ、あれかな。ミイラ男的な感じ?雰囲気キャラですね、きっと。
夏が終わって、秋の始まりの時期に行われるので、少しヒヤっと感を味わうには丁度いい?!!かもしれません。
毎年100万人の観光客が来るくらいなので、完成度の高さも期待できそう!
福岡かぁ…私もすごくすごくいって見たいのだけど、遠方ゆえになかなかかなわぬ夢です…せめて情報をかき集めてみました!
ちなみに見世物小屋の入場料は後払い制で、以下の通りです。
後払い制ってのも、昔のなごりかしら、もしかして?
福岡の放生会は全国的にも「見世物小屋」と「出店」がとても有名です。
現代では中々見ることができない「見世物小屋」。
伝統芸能というよりは、普通の現代のエンターテイメント性も高いと思うんですよ。今年こそ見に行きたい!
2年ごとに奇数年に行われる神輿の行列が、今年2019年にもおこなわれます!
奇数年は見どころがあってお得。
去年以上の観光客が押し寄せそうですよね。
今日から始まった筥崎宮放生会。毎年、博多人形師が作るおはじきが授与されましたが、徹夜や転売が目立つようになって去年を最後に授与中止になりました。写真は平成25年度の物。この時のテーマは伊勢神宮と出雲大社でした。ダブル御遷宮を記念したものです。#福岡 #博多 #放生会はじき pic.twitter.com/1W5Bbjvqlg
— ぎえもん (@g_giemon) 2017年9月12日
福岡の放生会では、毎年おはじきが販売されることで有名です。
年々おはじきの人気が過熱していき、様々なトラブルが絶えなくなったことから、やむを得ず販売中止となりました。
販売当初は、販売開始1時間前から並んでいたようです。
しかし年々並ぶ時間が早くなっていき、近年では徹夜をして並ぶ事態にまで!
レア物フィギア販売的な?wネットで高く売れると、それに商売を持ち込む人が出ちゃうんだと思います。
並んでいる人の順番争いや、騒音や駐車待ちに関する近隣住民からの苦情が出るトラブルとなり、ついには販売中止。
なんとも残念な話しです。
福岡市 筥崎宮 秋の大祭
放生会(ほうじょうや)今年のおはじきと博多チャンポン pic.twitter.com/faI6z0hX2V
— わんわん警部ピンクチャリ (@lpwxDo9uvs7dlCN) 2016年9月16日
また大変な思いをして入手したにも関らず…。
おはじきは販売直後にオークションで転売されることもあったようです。
というか、それ目的の行列に並ぶ人が多かったんだと思う。
本当に欲しくてルールを守って並んでいるおはじきファンにしたら、これはショック。
おはじきに限らず、スタバの福袋とか、何でもかんでも人気アイテムを爆買いしてからの転売…。
つまり、「仕事」として並ばれるとなると、職人さんも嬉しいような複雑な気持ちになられたと思います。
放生会のおはじき中止なんだ… pic.twitter.com/U4c6ttox6p
— わんわん警部ピンクチャリ (@lpwxDo9uvs7dlCN) 2017年5月25日
それから職人さんの高齢化問題もあったようです。
おはじき人気に火がついてからは、一人につき2000個以上作るようになっていたとのこと。
人気で数が売れるようになったからと言って、品質を保ちたいという職人さんの想いが、過労働につながることもあったのかもしれません。伝統芸能にありがちな問題ですが、ここでも販売停止という措置。時代の移り変わりがなんとも切ないです。
そもそも「おはじきって何?」と知らない方もいるかもしれませんね。
今さらだけど笑、放生会のおはじきの説明をさせていただきます。
1978年白彫会展示会にて、地域文化にちなんだ「博多おはじき」を作り始めました。
1980年より、筥崎宮に依頼を受け、放生会はじきと、縁起はじき(通年販売用17個入り2,600円)を製作するようになりました。放生会用は91年より、毎年統一したテーマを設定しています。
おはじきは、人形師により一種類ずつ手作業で作られています。
おはじき=悪災をはじくと言われ、厄除けお守りとされます。
白彫会おはじきも、毎年テーマを変えて製作しており、毎年11月初旬に行われる白彫会の展示会で購入することができます。(300組限定 一箱3,000円)引用元:博多人形白彫会
約40年ほど前から(1970年代から)作られ続けてきた、職人の伝統工芸のひとつです、放生会のおはじきとは。
その「厄除け」などのお守り効果ももちろんのこと、
工芸品としての価値も高く、毎年多くの人がおはじきを求めに放生会にやってくるのです。
…とはいえ、転売目的で大量購入や、前日からの長時間行列など、主催側を悩ませるファンの行動が過熱しすぎ。
物を作る側からすると、ファンが待ち望んでくれるのは嬉しいでしょうが、最低限守るべきルールの壁を越えられたことで、「販売中止」はやむを得ない処置だったのかもしれません。
筥崎宮おはじき御披露目の取材。放生会名物だったのが、通年でゲットできるようになります。#神社#博多人形 pic.twitter.com/zJZomx0FWo
— 貞松 慎二郎 (@sada950000) 2018年3月13日
そうなるとおはじきはもう購入できないのか?ということが、今度は気になってきますよね。
おはじきは今まで、放生会限定販売でしたが、2017年の秋からは通年販売で「筥崎宮おはじき」として再スタートしています。
そしてデサインも20種類に固定されました。
以下に「筥崎宮おはじき」の詳細を調べたので、ご覧ください。
など…
デザインの種類は全20種類ということなので、ファンは早速全てをそろえるためにがんばるのでしょう。
こうして手に入るようになると「並んでいたあの苦労は…?」と思うかもしれませんが、昔しかなかったレアなデザインのおはじきは、ますますプレミアがつきそうです。
筥崎宮のお守り授与所で常時販売されているようです。
「筥崎宮公式サイト」で紹介されているので、参考にしてください。
今後はこのようなトラブルが起こることなく、有名なおはじきが長く愛されることを願っています。
博多三大祭りにも数えられる「放生会」は福岡の誇る一大イベントです。
毎年多くの観光客が見世物小屋や出典を楽しみに、日本全国から訪れます。
夏が終わってもまだ、お祭り気分が抜けない方はぜひ、福岡で秋の最初の祭りを堪能してください。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
参照サイト:http://www.hakozakigu.or.jp/omatsuri/houjoya/
以下の記事もご覧ください。