
内閣総理大臣が参拝すると、国際ニュースに取り上げられることで有名な靖国神社。
関東の桜の開花期の基準となる標準木があることから、3月4月には花見客でにぎわいます。
戦争や日本軍を歴史としてしか知らない世代であっても、境内に足を踏み入れると歴史の重みに押しつぶされそうな重厚な空気を感じます。
その重みを糧として咲き誇る美しい桜。
靖国神社だけでなく、周辺の千鳥ヶ淵などの桜名所が集中している地域として、開花期に散歩に訪れてみてはいかがでしょうか。
今回は靖国神社周辺の桜祭り情報と、標準木の説明と場所、開花期とライトアップと桜観覧名スポットのご紹介をいたします!
お出かけの参考にしてくださいね。
靖国神社の桜祭り【2023】の基本情報
靖国神社の桜祭りは、千代田区の観光協会主催!
なので靖国神社だけで行われるお祭りではなく、その周辺にある千鳥ヶ淵緑道や神田神社など一帯で行われます。
- 正式名称:千代田のさくらまつり
- 開催期間:3月下旬~4月上旬(予想)
- 開催場所:千鳥ヶ淵緑道・靖國神社・神田神社など
- 桜の本数:【千鳥ヶ淵緑道】130本【靖国神社】500本
- 主催:千代田区、一般社団法人千代田区観光協会
- お問い合わせ先:【一般社団法人千代田区観光協会】03-3556-0391
靖国神社の桜祭り・アクセスについて
- 千鳥ヶ淵緑道
:【地下鉄東西線/半蔵門線/都営新宿線】九段下駅・徒歩5分
:【地下鉄半蔵門線】半蔵門駅・徒歩5分 - 靖国神社
:【JR中央線/総武線】飯田橋駅/市ヶ谷駅・徒歩10分
:【地下鉄東西線/半蔵門線/都営新宿線】九段下駅・徒歩5分
:【地下鉄有楽町線/南北線/都営新宿線】市ヶ谷駅・徒歩10分
:【地下鉄東西線/有楽町線/南北線】飯田橋駅・徒歩10分 - 神田神社
:【JR中央線/総武線/地下鉄丸ノ内線】御茶ノ水駅・徒歩5分
:【JR京浜東北線/山手線/地下鉄日比谷線】秋葉原駅・徒歩7分
:【地下鉄千代田線】新御茶ノ水駅・徒歩5分
:【地下鉄銀座線】末広町駅・徒歩5分
駐車場情報
千代田のさくらまつりのための駐車場は、残念ながらありません。
千代田のさくらまつりは、様々な場所で開催されます。なるべく公共交通機関の利用をおすすめしますが、念のため周辺のコインパーキング情報も載せておきます。
ぜひご活用くださいね!
- 千鳥ヶ淵緑道
:タイムズ三番町第5
:GSパーク三番町
:北の丸第二駐車場
:リパーク一番町第4 - 靖国神社
:タイムズ三番町第5
:GSパーク 三番町駐車場
:東京逓信病院診療棟駐車場
:タイムズ富士見第13
:飯田橋グラン・ブルーム時間貸駐車場 - 神田神社
:東京医科歯科大学病院駐車場
:タイムズ東京ガーデンパレス
:ナビパーク 新お茶の水ビルディング第1
:ダイドーリミテッドタワーパーキング
:タイムズ昌平橋交差点第2

行く前に駐車場を確保できるアキッパに登録しておくと、イベントの時便利です。>>駐車場をあらかじめアキッパで予約していく(登録0円)
靖国神社の桜まつり、混雑状況
千鳥ヶ淵緑道は、入場規制がかかることもあるくらいの桜人気スポットなので、千代田のさくらまつりは、かなり混雑します。
また入学式シーズンなので、近くの武道館では式典が行われます。
その後に靖国神社や神田神社で、参拝するなんて方も多く見られます。
どこに行っても満員電車のような感覚に陥るので、覚悟して行きましょう。
靖国神社の桜の標本木ってなに?場所は?
標本木について
標本木とは、日本各地にある気象台の敷地など桜開花の基準となる木です。
気象庁職員が、標本木を目視確認して5~6輪咲いていると開花となります。
よくニュースで「開花です!」と言っているのを見たことありますよね?!!
その標本木が、東京は靖国神社にあるんです。
千代田のさくらまつりに、標本木を見たら自慢できそうですね。
標本木の場所
標本木の場所は、靖国神社本殿の手前にあります。
きちんと桜の標本木という看板があるので、ご安心くださいね!
ただ標本木周辺は、開花宣言直後や満開になると、スマホで写真を撮る人や各メディア取材陣でいっぱいに。
もうそこに標本木があると遠くからでも分かってしまうこともあります。
残念ながら近くまで行ったのに、見れずに終わってしまったという方もいるほどなんですよ。
標本木の開花時期は?
標本木の開花時期は、例年3月下旬から4月上旬ころ。
この時期に、丁度よく千代田のさくらまつりが行われます。
また東京の開花宣言はテレビでも沢山確認することができるので、見逃すことがなさそうですね!
桜の見頃と【2023】の開花情報
桜の見頃・開花情報
- 2023年3月20日開花予想
- 2023年3月28日満開予想
通常桜が咲き始めてから散るまでは、2週間と言われています。
千代田のさくらまつり全体MAP
ちなみに千代田区観光協会では、例年千代田さくらまつりの全体MAPを配布しています。
さくらの見どころが分かるMAPになっているので、どこに行こうか迷っている方やあまり千代田区をご存知ない方にもおすすめです。
MAPを載せておきますので、ぜひご活用くださいね!
靖国神社名物の桜みくじってなに?
靖国神社で桜みくじ引いたら、中からTwitterみたいなの出てきた #空山たび pic.twitter.com/jt8liOtD10
— 空山遊@健康化計画 (@sorayama_asobi) 2019年1月16日
靖国神社のおみくじは、2種類あります。
一般的な100円のおみくじと、桜みくじという300円のおみくじです。
桜みくじは、おみくじの中に幸せを招くというストラップが入っています。
見た目も、桜を連想させるピンク色でとても可愛らしいおみくじなんですよ!
また通常のおみくじは大吉までですが、さらに上の大大吉があることでSNSでも話題になっています。
ちなみにどちらのおみくじも、拝殿の手前にある靖国神社内の神札授与所で引くことができますよ!
屋台や露店について
残念ながら千代田のさくらまつりでは、屋台・露店はありません。
なので、レジャーシートを広げてお花見もできません。
以前は靖国神社では、例年200店ほどの屋台や露店がありました。
しかし2017年以降、外苑整備工事が行われている理由から、屋台や露店・お花見なども中止となっています。
外苑整備工事は2019年まで行われる予定なので、残念ながら今年も行われない可能性が高いでしょう。
桜のライトアップ情報
ライトアップが終わった千鳥ヶ淵の桜を、満月の光で撮ってきました
遠くに東京タワー、頭上にはケンタウルス座
水面に花びらが漂い、春が過ぎていきます pic.twitter.com/2cH32dyw1K
— 東山正宜 (@itaimecom) 2017年4月13日
- 開催場所:千鳥ヶ淵緑道(九段南2~三番町先)
- 開催時間:日没(18:00くらい)~22:00
千代田のさくらまつりで一番人気といっても過言ではない、千鳥ヶ淵緑道のライトアップ!
水面に映る美しい桜を見るために、沢山のカップルが足を運びます。
カップルではなくとも、人生に一度は見てみたい絶景ポイントです!
千鳥ヶ淵ボート場
またライトアップ時におすすめしたいのが、千鳥ヶ淵ボート場!
普段は夜間営業を行っていないボート場ですが、千代田のさくらまつり限定で乗ることができるんですよ。
訪れた際は、ぜひ乗ってみてくださいね!
- 開催期間:千代田の桜まつりの3月下旬から4月上旬
- 開催時間:9:00~20:30
※乗船受付は20:00まで - 料金:【30分】800円【1時間】1,600円
ライブやフェスティバルなどイベント情報
千代田のさくらまつりは、沢山のイベントが行われます。
まだどれも公式発表されていないので、日程を予想しました。(以下は2019年の情報です)
お早めに計画を立てたい方は、ぜひご活用くださいね!
船上からお花見できるイベント
さくらクルーズ(神田川~日本橋川~隅田川)
- 開催日程
:【3/28(木)3/29(日)4/1(月)~4/3(水)】①11:00~13:00②13:30~15:30
:【3/30(土)3/31(日)】③10:00~12:00④12:30~14:30⑤15:00~17:00⑥17:30~18:15 - コース:和泉橋防災船着場→お茶の水渓谷→三崎橋→日本橋川→日本橋船着場→隅田川→浅草寺二天門前発着場→和泉橋防災船着場
- 費用
:【①~⑤】3,000円
※③~⑤日本橋船着場下船の場合、2,000円
:【⑥】1,500円
※和泉橋防災船着場と千代田区防災船着場を往復する夜桜特別便 - 対象者:小学生以上の方、各便40名
※申し込み順 - お問い合わせ先:【ちよだリバーサイドプロジェクト事務局(アルプス観光㈱)】03-3253-1721
さくら満開クルーズ
- 開催日程
:【①ランチクルーズ】3/30(土)3/31(日)11:30~14:00
:【②ティータイムクルーズ】3/30(土)3/31(日)15:00~16:30
:【③夜桜満開クルーズ】3/29(金)3/30(土)17:30~20:00 - コース:和泉橋防災船着場→柳橋→隅田川(①③のみお台場)→隅田公園→隅田川→和泉橋防災船着場
- 費用
:①③10,000円(食事・飲み物付き)
:②4,000円(お茶菓子付き/中国古筝の演奏) - 対象者:小学生以上の方、各便50名
※申し込み順 - お問い合わせ先:【ちよだリバーサイドプロジェクト事務局(アルプス観光㈱)】03-3253-1721
2つのさくらクルーズ・特徴
上記2つのイベントの大きな違いとしては、食事付きか食事付きではないかです。
千代田のさくらまつりでは、残念ながら屋台が出なかったりレジャーシートを広げてお花見することもできません。
なので、このように船上からゆっくりと満開の桜を眺めるもの良いのではないでしょうか。
香道と茶道体験~日本の文化を楽しむ~
- 香道と茶道の共通する基本情報
開催日程:3/30(土)
開催場所:偕香園
お問い合わせ先:【香道慶風会/上村】03-6261-1178 - 香道の基本情報
開催時間:①11:00~12:10②13:00~14:10③15:00~17:00
定員:各20名
内容:①桜香②花散里香③源氏香・花宴香
費用:①②2,000円③3,000円
※高校生までは半額
持ち物:筆記用具 - 茶道の基本情報
開催時間:①12:15~13:00②14:15~15:00
定員:各6名
内容:お薄のお茶席体験
費用:1,500円
桜まつりフラワープレゼント
- 開催日程:3/27(水)17:30~20:00
※スタンプカード配布期間:3/13(水)~3/27(水) - 開催場所:ホテルグランドパレス2階ダイヤモンド
- 内容:スタンプカードと景品を交換、大抽選会など
- お問い合わせ先:【飯田橋商店街振興組合】03-5211-4185
桜まつりフラワープレゼントの特徴
飯田橋商店街でお買い物した方がもらえるスタンプカード!
後日スタンプカードを持って行くことで、お花と交換できるという嬉しいイベントです。
お買い物好きで、お花好きな方にはたまらないイベントですね!
神保町さくらみちフェスティバル
- 開催日程:3/29(金)~3/31(日)10:00~18:00※雨天中止
- 開催場所:靖国通り
- 内容:神保町地域の商店街や古書店街などでブックフェアを開催。
- お問い合わせ先:【髙山本店】03-3261-2661
神保町さくらみちフェスティバルの特徴
古書店街があることで知られる神保町ならではのブックフェア!
2018年はこの他にも、甘酒サービスや二胡の演奏なども聞けたんですよ。
今後どのようなイベントがあるのか楽しみですね!
靖国神社の桜まつり【2023】まとめ
- 靖国神社の桜まつりは「千代田のさくらまつり」として、例年3月下旬~4月上旬に行われる
- 標本木とは、日本各地にある気象台の敷地など桜開花の基準となる木で、靖国神社の本殿の手前に、看板と共にある
- 靖国神社の桜は、2023年は、3月20日が開花予想、3月28日が満開予想である
- 例年、千鳥ヶ淵緑道で18時の日没以降に、桜のライトアップがある
- 桜まつりに合わせて、近隣で様々なイベントがある
ぜひぜひ、家族でお出かけを楽しんでくださいね♪