【2022年】七五三のお参りはいつ?祝わなくてもいいってホント?

幼児期の子どもを抱えていると、親は常にマルチタスク。

あるときふと、「ヤバい!七五三の写真申し込まなきゃ!」と焦ります。私も含め(笑)知り合いに多く、「七五三の時期過ぎちゃった…どうしよう」と呆然としていた親御さんがいました。

そこで今回は…

  • 七五三は何歳で祝う?
  • 男の子と女の子違うの?
  • 数えの年と実年齢、どっちで祝う?
  • 実は祝わなくてもいいってホント?!!

など、地域や時代によって変わる七五三の決まりについてお伝えしていきますね。七五三前にバタバタしている方はぜひ、参考にしてください!

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七五三のお参りはいつ?2022年の日にち

七五三のお参りの日にちは、毎年11月15日です!

ちなみに2022年の11月15日は先勝です。なので…

  • 10月22日土曜日(大安)
  • 11月13日日曜日(大安)
  • 11月19日土曜日(大安)

の週末に七五三を行う人が多いと予想できます。逆に言えば、上記の3つの日程は、七五三の参拝客で神社が激込みになると予想できるため、それを見越して別の日に計画するのもいいでしょう。

混雑を避けたい人向け2022年の七五三
  • 大安…10月16日、26日、11月7日、24日、30日、12月6日、12月12日
  • 先負…11月5日、11月23日
  • 先勝…11月26日

大安でも平日だったり、週末でも先負や先勝の日を選んでみました。先負なら午後に、先勝なら午前に参拝するといいでしょう。

        七五三はいつからお参りしていい?


        七五三のお参りですが、「9月は早すぎ?」「12月は遅すぎ?」と聞かれることがあります。どちらも早すぎでも遅すぎでもありません。

        七五三のお参りは、いつからいつまでという時期は厳密に決まっていません

        とはいえ、七五三の当日の11月15日前後にすることが通例で、9月や12月はあまり聞きません。(ダメということはない)

        七五三のお参り時期をずらすメリット。
        • 着物や袴のレンタル料が安くなる。
        • 神社の混雑を避けられる。

        七五三のお参りに決まった月や時期はないとわかったところで、改めてご家族でベストの日にちを選んでみてください。

        七五三は数え年?満年齢?

        七五三のお参りは、「数え年」か「満年齢」どちらで祝ってもOKです。

        兄弟一緒に七五三のお参りをしたい家庭などでは、「お姉ちゃんを満年齢で。弟を数え年で」などと、都合に合わせて祝ってもOKなんです。

        数え年とは?

        数え年とは「生まれた瞬間1歳になる数え方」

        これに対して満年齢は「誕生日を過ぎたら1歳加算」する、現代日本では一般的な数え方ですね。

        以下に数え年と満年齢の数え方の詳細をお伝えしていきます。

        数え年と満年齢の数え方

        七五三 お参り いつ

        日本ではよく「満~~歳」と、満年齢で数えられることが多いですよね。満年齢は、我々の一般認識の年齢です。

        満年齢とは、誕生日がきたら1歳加算する数え方。

        それに対してややこしく感じるのが、「数え年」のほうではないでしょうか。現代日本であまり使われることのない数え方だから無理もありません。

        「数え年齢=満年齢+1歳」と勘違いしている人が多いですが、それは違います。

        数え年の数え方。
        • 数え年齢
          =その年の元旦~誕生日の前日までが、満年齢+2歳
          =その年の誕生日~12月31日までが、満年齢+1歳

          これが正しい数え年齢です。数え年齢を使っているのはお隣韓国などでしょうか。生まれたその瞬間から「1歳」となり、その年の元旦を過ぎたら「2歳」となります。

          つまり、10月生れのベビーは生後すぐに「1歳」。

          10月に生まれたばかりなのに、2ヵ月後の元旦ですでに「2歳」とされちゃいます。

          蓮

          生後2ヶ月で「2歳」って…。なんでしょうね、この損した感じの数え方は…。

          ともかく、「七五三いつ祝おう!!」と焦る親を助けてくれるのが、この数え年齢の幅広さなんです。

          • 早い子は1歳で…3歳と5歳の兄弟は、2人同時に「5歳」として祝えます。
          • 5歳の男女の双子ちゃんは、男の子→5歳、女の子→7歳として同時に七五三を祝えます。

          ギャン泣きする赤ちゃんに七五三の服を着せるのが大変な場合は、ゆっくりと満年齢を待てばいいですもんね。

          ちなみに早生まれは…

          早生まれはどうなる?

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          早生まれの方も、数え年齢や満年齢の数え方は基本的に一緒です。

          七五三で重要なのは年齢だけなので、早生まれだからと言って七五三で年齢を迷うことはありません。

          早生まれで混乱するのは3月31日と4月1日と4月2日の学年差じゃないでしょうか。法律で年齢は、「誕生日の前日の24時に1歳加算される」とあります。

          蓮

          法律でそんなんきまってるんかいw

          なので、4月1日生れの人は「3月31日の24時」に1歳年齢を重ねることになります。だから、4月1日生まれの人は、「前の学年の一番遅い生まれ」になるんですよね。

          そして、学校のその学年の1番早い誕生日は「4月2日=4月1日の24時に加齢した人」となるわけです。

          七五三のお参り、数えと満年齢のメリットデメリット

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          七五三のお参りに関しては、「満年齢で祝ったほうがよかった」という声が圧倒的に多いです。

          七五三のお参りは、しきたり的には数え年でやっても満年齢でやってもどちらでもOK。なぜ「満年齢のほうがおすすめ」の声が多いのかを、以下に紹介していくので、参考にしてくださいね。

          数え年のメリット・デメリット
          • 上の兄弟と一緒に、一気に七五三のお祝いをできて楽だった。
          • 2歳9ヶ月でオシャレ好きな年齢だったので、着物の着付けを喜んでくれた。
          • イヤイヤ期真っ最中で、泣き通しだった。
          • 暴れて写真が撮れなかった。
          • 体が小さすぎて着物がぶかぶかだった。
            満年齢のメリット・デメリット
            • 年齢が落ち着いているので、着物の着付けからお参りまですんなり行うことができて楽だった!
            • 体が大きすぎた。(←うち笑)

              いかがでしょうか?

              3歳の七五三のお参りは、満年齢でやるほうが、年齢的に落ち着いていてよかったようです。数え年で魔の2歳でやったがゆえに、パパもママもくたくたになったって話を多く見つけられました。

              逆に数え年でやるメリットの一つとして「兄弟一緒にお参りできる」ということです!兄弟がいて、七五三のお参りを一気に済ませたい場合のみ、数え年齢でもOK。

              そうでなければ、満年齢でお参りするほうがいいと思います。

              七五三・男の子は5歳だけ?女の子は祝う歳が違う?

              よく、七五三のお祝いは男の子は5歳だけという声を聞きますが、コレは正しくないようです。

              もともとは、三歳男児・女児の「髪置」(髪を伸ばし始める)、五歳男児の「袴着」(袴をつける)、七歳女児の「帯解」(付け帯を取り、帯を締める)という儀式が、七五三詣として定着したものです。

              引用元:明治神宮HP

              七五三の祝う年、男の子と女の子の違い
              • 男児:3歳と5歳
              • 女児:5歳と7歳

                このお参り年齢が一般的のようです。しかし地方によって伝統も異なり、確かに「男児は5歳のみ、七五三のお参りをする」という地域もあるようです。

                というか、「男児は5歳だけ」説を通説だと信じて、長男も次男も5歳のみしかやってない我が家(汗)のような家も多いんです。

                蓮

                大人になって文句言われたら「うちの地域の伝統だった」とでも言っておこう…ごめんよw

                3歳は髪置といい、昔は髪の毛を伸ばし始めるお祝いとして祝ってたんですね。

                蓮

                永年ボーズ頭でいく子なら、そもそも祝わなくていいってことです笑。

                そんなこと言い出したら5歳の袴も7歳の帯も「しないし」と、儀式そのものをスルーできちゃうんですけど、それはそれでちょっと物悲しい。

                せっかく何百年も続いている日本の伝統行事なので、後世に七五三行事を伝えたいところですよね。

                というわけで、3歳前のお子さんのいるご家庭は、滑り込みセーフで男女ともに3歳の七五三を祝ってあげましょう。

                祝うっても、なにも神社に予約して葉っぱを頭の上でふりふりしてもらう儀式や、スタジオアリスに電話して袴予約とかしなくても、近所の氏神様に手を合わせるだけでも十分じゃないでしょうか?

                で、いつもよりもちょっと豪華なご飯をごちそうしてあげれば十分だと思いますよ!

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                七五三の由来…祝わなくてもいいってホント?

                そもそも七五三の由来は?いつから続く伝統行事なの?と気になったので、調べて見ました。

                七五三は江戸時代の、1681年の11月15日に、当時の館林藩主の後に5代目徳川将軍となる綱吉公が、長男徳松の健康長寿を祝ったのが発祥とされています。

                以後、武家屋敷に広まり、日本各地に浸透していって現代へとつながる伝統行事へとなったんですね。

                平安から続く伝統行事とかではなく、江戸時代の大奥にいる時間の長かった将軍が始めたものなので、現代でも祝わなくても問題ないとされています。

                徳川綱吉公とは、「生類憐みの令」など発令した5代目将軍です。フジテレビドラマの大奥華の乱の谷原章介さんが演じていた人物です。

                由来は何であれ、袴にコスプレできて、かっこいい写真を残せて、プロのカメラマンに撮ってもらい、ママもきれいに着飾って、夕飯はいつもより豪華。

                これだけで、子供は大喜びですよね。

                由来・起源がどうあれ、誰の発案であろうとも、おじいちゃんおばあちゃんや親戚で集まって自分を祝ってくれるという幸せを子供が感じることができるだけで、七五三を祝う価値は十分にあると思いますよ。

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                七五三の親の服装は?

                最後になりますが、七五三の親の服装について、簡単に紹介していきますね。親の服装の注意点は以下の通り。

                七五三の親の服装の注意点
                • 主役の子供よりも格下の装い。
                • 和装でも洋装でもかまわない。
                • ブラックフォーマルはNG。主役よりも格上になってしまうので避けること。
                • お祝いを意識した華やかな装いを意識する。

                  私のようなかざりっけのない野暮ったい母にとって「装え」って言われることがとにかく苦痛。でも、質素な黒のリクルートスーツとか(一張羅w)じゃ、主役の子供よりも格上になっちゃうからNGだそうです。くぅ!TT。

                  華やかな着物とか、あまり着たくない…。腹の肉が…。

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                  まとめ

                  • 七五三当日は11月15日である。
                  • 2018年の11月15日(木)は大安吉日である。
                  • 2018年の七五三のお参りに適した、大安吉日の週末は10月7日(日)と11月4日(日)です。
                  • 七五三のお参りは、いつからいつまでという決まりはない。
                  • 七五三は「数え年」と「満年齢」のどちらで祝ってもOKである。
                  • 兄弟一緒に七五三のお祝いをするケースも多い。
                  • 年子でも、数え年と満年齢を組み合わせて一緒に七五三の祝いをしてもよい。
                  • 数え年齢で1~2歳で七五三のお祝いをすると、着付けを嫌がるなど大変な思いをする人も多いから、満年齢でのお祝いが推奨される。
                  • 七五三は男児は3歳と5歳、女児は5歳と7歳でお祝いする。
                  • 七五三の由来は、5代将軍徳川綱吉の長男の徳松の長寿祈願であったといわれている。
                  • 七五三の親の服装は、和装でも洋装でもよく、華やかな装いで、ブラックフォーマルを避ける。
                  • 七五三の親の服装は、レンタルがコスパもよくおすすめである。

                    子供が生まれると当然のように「祝わなきゃ!」とされる七五三。現代ではしきたりも緩く、祝いやすい行事として一般社会に浸透していることが、お分かりいただけたでしょうか。

                    祝わなくてもいいんです。

                    祝うにしても、日にちは決まっていません。

                    そして、祝う内容は「子供の長寿と健康」です。

                    それって、七五三に限らずに、どんな親でもいつもいつも考えていること。

                    「七五三」の年齢に、祝うのは、「家族が集まるため」と「子供が幸せを感じるため」にとても意義のあることです。が、伝統行事だからと無理してしばられてまで、やるものではないので、気負わず気楽に考えてくださいね。

                    なーんて、シングル家庭の我が家にとって七五三は、家計に響く痛い行事だったので、同じように迷ってるママに個人的な思いをつづってしまいましたが・・・。

                    最後まで読んでくれてありがとうございました。