- 正月の過ごし方(家族編)
- 子供が喜ぶお出かけ先は?
- 開運のためにできることまとめ!
皆さまの正月、どのように過ごしますか?
子供がいると、「寝正月」では退屈しちゃうかも
かといって、元旦早々どこいけばいいの?ってわかりませんよね。
家でのんびり楽しく過ごす方法もふくめ、開運できるお正月の過ごし方をまとめてみたので、以下をご覧になって正月スケジュールを立ててみてください。
大晦日の過ごし方
お正月の一歩手前。年末の大晦日までの過ごし方も、まずはおさらいしてみましょう。
翌年の運気アップのポイントがたくさん詰まった年の瀬に、開運のためにできることを忘れずにしてくださいね!
大掃除はいつまでに?
大掃除は、30日までには終わらせましょう!
12月にはいる前に「大掃除スケジュール」を立てて、計画的に進めていけばOKです!
ただし年明けに掃除をすると、せっかくのお正月の神様を追い払うことになるため、年明けに掃除は禁物ですよ!
おたき上げも忘れずに
1年間家族と家を守ってくれた、お守りや破魔矢、厄除けのお札などは、忘れずにおたき上げにもっていきましょう。
年の瀬であれば、神社の職員にわざわざ頼むまでもなく、境内に「おたき上げ場所」というスペースがある神社が多くあります。そこに感謝の気持ちをこめて、お守り類を置きに行きましょう。
お正月飾りを飾る!
お正月飾りといえば、「しめなわ」「門松」「鏡餅」くらいがすぐに思い浮かぶでしょうか。
その他にも、「玉飾り」や「羽子板」など、地域によっても飾りは異なります。中でもはずせないのが「門松」「しめなわ」です。これらの正月飾りの意味は以下の通り。
- 門松
:正月の神様が家に来る目印。 - しめなわ
:昔、天照大神が隠れた岩棚に、もう隠れられないようにしめなわで巻いて封鎖した。つまり、二度と神様が隠れてしまわぬための願掛けのお守り。
これらの飾り、私は無知の時代は31日に飾ったりしていたけど、実はそれは間違っていました。お正月飾りは29日以降だと「9=苦(く)がつく」と言われ運気ダウンにつながってしまうんですよ!
だから、新しい年の開運のためにも、年の瀬の12月28日までに、お正月飾りを飾り終えることをおすすめします。
年越しそば!
年越しそばは有名でも、なぜそばを大晦日に食べるのか?という点に関しては知らない人が多いですよね。
- そばは麺類の中でも切れやすく、「今年一年の厄を切り落とす」という意味で大晦日に食べる。
- そばの麺が細長い⇒長寿祈願
じゃあ、「年越しうどん」はだめじゃないか?w切れにくいし…。
年賀状はいつまでに…?
年賀状を出すのは「12月25日まで」です。「12月25日までに投函された年賀状であれば、元旦に届く」からです。
確実に元旦に届けたい方は、クリスマスまでには年賀状の投函を終えましょうね!
しかし、「この人送らなくていいよな。」と思ってた人から、元旦に届いていたら返礼するのが礼儀。
「元から送るつもりでしたけど、なにか?」という風を装って、元旦に慌てて返事をしたためて投函!ってこともありますよね。
そうした返礼の年賀状は、大体1月15日の成人式までに届けばOKと、郵便局の職員さんに聞いたことがあります。
地域によっては1月7日までってとこもあるらしいけど、元旦に届いた年賀状の返礼が、届くまでの期間内であればOKでしょう。
元旦の過ごし方・超開運術!
- 初詣
- 今年の抱負
- 書初め
- お雑煮
- お節料理
元旦に、家族で何をするべきか。
日本の伝統に従いつつも、現代の社会を鑑みて、最低限やっておくべきことをお伝えします。実は伝統にのっとる行動こそ、何よりの開運につながっているんですよね。
その理由も併せて以下にお伝えしていくので、ご覧ください。1年の開運のための正月行事は、家族一緒に執り行いましょう!
氏神様か、近所の神社へお参り
初詣は、多くの人は正月の三が日中に行います。
有名な何とか神社とか、由緒ある何とか神社とかではなく、自分や子供たちの生活圏内にある、ご近所の守り神さんで十分です。閑散としていても、一番近場の神社が一番、身近に子供たちを見守ってくれる気がします。
また、自分の実家近くの「氏神様」もお参りに適しています。
氏神様は一生、見守ってくれますからね。
今年の抱負を話し合う
子供と一緒だと、ついついついつい、ママ、デュエマやろう!とかお年玉とか「宿題やだ」とか「コップおきっぱにしないで」とか、誰が玄関(寒い)の灯油をとりにいく?とか…。
そんな話しばかりで気付けば1日たっちゃってますが、お正月くらいお正月らしい話題を振ってみてください。
それは「1年の抱負」です。
「今年の抱負は?」と話し合うだけで、正月っぽく気持ちが引き締まりますよ!
急に聞くと、「おもち20個食べる!」とか、直近の欲望(食欲)を聞かされちゃったりしますが汗。
初夢の書き写し
初夢は、その1年間をあらわすものなので、忘れないうちに書いておくといいですよ。一富士二鷹三なすびでなくとも、演技のいい初夢はたくさんあります。
「いい夢だね!いい年になるよ!」っていってあげるだけで、子供は幸せに1年を迎えることができます!
お雑煮の意味は?
お正月に食べるお雑煮の歴史は古く、始まりは平安時代だと言われています。餅は古くから農耕民族である日本人にとって、お祝いごとや特別な「ハレの日」に食べる「ハレ」の食べ物でした。
年神様に供えた餅や里芋、にんじん、大根などを、その年の最初に井戸や川から汲んだ「若水」と、新年最初の火で煮込み、元旦に食べたのが始まりと言われています。
雑煮の語源は「煮雑ぜ(にまぜ)」で、色々な具材を煮合わせたことからきています。
お雑煮の具材や味付けは地方によって異なりますが、一つだけ必ず入っているものがお餅です。
室町時代には武士の宴会で必ず一番初めに最初の酒の肴として雑煮が振る舞われていましたが、当時は餅の原料となる米は高価なものであったため、庶民のお雑煮には、里芋が餅の代わりに里芋が入っているのが一般的だったようです。
江戸時代に入り、一般庶民でも餅が簡単に餅が手に入るようになる頃には、味噌や醤油などの味付けや、丸餅と角餅などの東西の違いがあったと考えられています。
引用元:Oisix
今でこそ、お米は一般家庭の食卓に普通に並んでいますよね。
けれども平安時代には、お米は超高級品。畑の恵みとして、お祝いの席で出される貴重品だったのです。
元旦は、年の初めに神様に感謝の気持ちをこめて、生産した食物をごった煮のように併せて煮て食していたんですね。それがお雑煮の起源です。
遠く平安時代からの伝統行事とわかると、同じ日本人として粛々と、年始行事を勤めようって気持ちになります。食物や、生命に対する土地神様への感謝の気持ちを伝えるための、お雑煮です。
コレは伝統行事として、はずせませんね!
お節料理の意味は?
お節料理とは、「節日に食べる料理」のことを指します。1年に「節日」は5回ありますよね。
- 「元旦」
- 「桃の節句(3月3日)」
- 「端午の節句(5月5日)」
- 「七夕(7月7日)」
- 「菊の節句(9月9日)」
本来であれば、1年間の5回の節日・全て、おせち料理をして祝っていたといわれています。5回ある節日の中でも、元旦は一番重要でめでたい日として祝われてきました。
現代に「お節料理を食する日」として唯一のこっていることからも、元旦の重要さがうかがえますね。
子連れのお出かけ先ピックアップ
小さい子供に元旦行事を伝えるのは、大人の大切な義務だと感じます。
かくいう私も、「子を持つ大人」となるまでは、家でゴロゴロしてたり、バイトしてたりしてたんですけどね汗。
先代から伝えられたことを、次世代に伝える。特に、1年で一番大切な元旦だけは、そのことを肝に銘じて伝統行事を優先させたいですよね。
…問題は1月2日からではないでしょうか?
家にこもりっぱなしじゃ子供たちが「退屈!」となります。そこで、元旦は家にいるとしても、1月2日以降に、子連れでお出かけできる場所を考えて見ました。
開運行事には、「開」マークをつけておいたので、参考にしてくださいね!
- 初日の出スポット!(開)
- 初詣で!(開)
- 親戚宅!(開)
- 初売りのお店!
- 格安海外旅行!
- スケートリンク!
- スキー場!
以下に順に紹介するので、ご覧ください!
初日の出を見に(開)
元日に初日の出を見に出かける人も、多くいますよね。
初日の出=年神様の降臨、ということで、元旦にしかお目にかかれないからこその希少行事です。
しかし調べてみると歴史は浅く、初日の出参りは明治時代以降に定着した開運行事とのこと。確かに縁起は良さそうですが、大昔からの伝統行事でもない上に、子連れの初日の出はかなり大変。
「どうしても!」という年以外は、こだわって続ける行事とは思えません。
昔4歳の長男を連れて、井の頭公園の「初日の出スポット」に元旦に出かけたことがありました。
4時に起きて、5時に出発。出かける前には車のフロントガラスが凍り付いていて、お湯をかけて溶かしましたよ。激寒い中、もこもこに何重にも服を着せた長男を抱っこして井の頭公園に着くと、驚くほど多くの人がいて、驚きました。
井の頭公園の池から上がる初日の出が縁起がいいといわれて、橋の上で見たのだけど、橋からは溢れんばかりの人の波。早朝に起こされて眠くて不機嫌だった長男も、初日の出よりも「人ごみ」に圧倒されて目を覚ましていました。
その後見た朝日はすごくきれいで、「初日の出が元旦行事として根付きつつあるのは、こんなに綺麗だからだ!」と感動したのを覚えています。
お子さんが少し大きくなってからでも十分なので、一生に一度は家族でお出かけしてみてください!
初詣で(開)
初詣では、何が何でもお出かけしていただきたい開運行事です!上述したとおり、近所の土地神様や、氏神様がおすすめです。
が、古くから続く伝統行事としては、その年の恵方の方角の神社にお参りすることで、その1年の豊作や家内安全にご利益があるとされているので、そこまで厳密にしなくてもいいです。
親戚の家(開)
そもそも元日の初詣でや、初日の出参りなどは、神社やお日様に宿る神様を参るものですよね。
日本では、「神様=先祖」と考えられています。
ヤマトタケルノミコト時代から続く、日本の風土とともに受け継がれてきた行事こそ、日本人として次世代につなげたい「伝統」というものですよね。日本の伝統がなにを一番大切にしてきたか。
それは、神様にお祈りしてお金持ちにしてもらう!とかいうことではありません。
自分の先祖に、感謝と敬意を捧げることが大切なのです。
初詣での重要性や開運については熟知している日本人であっても、「親戚宅」「実家」などへの正月の訪問を省く家庭が増えてきましたよね。
自分の直接の祖先に、正月に感謝の気持ちをこめて会いに行くことも、大きな開運行動です。
長居を避け、手短でかまわないので、子供の顔を見せによってみると喜ばれます♪
初売りのお店!
コレはもう、開運とも元日とも関係ない…。ただ、家で退屈した子供を連れ出す手段ですよね…イオンに…。ママたちの強い味方。困ったらイオン作戦です。
初売りはイオンだけじゃなく、近所の駅ビルなどでも盛大に行われています。
我が家は毎年の恒例!というわけじゃなく、子供がお年玉を使いたくてうずうずしているときに、たまに連れて行ってあげます。
堅実なお子さんだとお年玉の大半は貯金するのだけど、我が家は半分くらい、使い切っちゃいます…。初売りおそろしや…。けど、日本という国の経済活性化に、新年早々貢献できたと思えば良いか…。
格安海外旅行
お正月…というか、冬休み!ということで、長期旅行を計画するご家庭も多いですよね。我が家は実家に帰るくらいしか正月旅行はしませんが、寒さを避けて南の暖かい島などに行く人も多いようです。
毎年箱根駅伝の合間のニュースで、「新年を海外で過ごした方々の、ユーターンラッシュが始まりました」って文句を聞いています。
アナウンサーの淡々と語るそのセリフを聞いて、去年のそのセリフを思い出し、1年たつことの速さに恐ろしくなりますよ…。
旅行なら子供は喜びそうです。が、開運行動としてはどうなんだろう?と思っちゃいますね。
スケートリンク!
コレも我が家の人気行事の一つです!正月でなまった体を動かしたい!という時にはスケートリンクに出かけています。
普通に近所の公園とか行くと、吹きすさぶ木枯らしに寒さが際立ちます。が、なぜかスケートリンクだと、気温は寒くても熱く燃えちゃうんですよね。子供と競争とかしだすと、汗をかくまで滑っちゃいます。
…受験生にはおすすめできませんが。
雪山で新年を
スケートもいいですが、スキーも人気です。冬休み旅行として、スキーに出かける家族も多いですよね。スキーをする高い山で、初日の出もきれいに見られる場所なら尚人気。
これまた受験生にはおすすめできませんね。
家の中での過ごし方
なんだかんだいっても、お正月は初詣でと親戚めぐり以外は、寝正月でもいいんですよね。むかしの日本人だって、初詣でと親戚ご挨拶以外は家でゆっくりとしていました。
そこで子供が退屈しないための、正月の家の中での過ごし方をご紹介します!
- 書初め(開)
- 百人一首
- DVD鑑賞
- 冬休みの宿題
書初めで運気アップ
書初めは、ものすごく運気アップ行事です!今年の抱負を書初めで書き残して、壁に貼っておけば、子供も1年間自分のその想いを忘れずにいてくれるんですよ。
幼児がいる家庭では、壁が黒く染まる可能性もあるので、ご注意ください。
百人一首!
これは開運かどうか…。カルタは定番のお正月遊び。特に百人一首は日本の伝統的な和歌を覚える素敵な習慣です。
小学5年生くらいの子供であれば、驚くほど早く100首を覚えてしまいますよ!そして、子供の頃覚えた百人一首のうたは、受験でも大いに役立ちます。
更に、大人になってもアラフォーになっても忘れません!私がそうなんですよ。
そして、我が子と一緒に懐かしみながら、再び熱くバトルすることが出来ます!
DVD鑑賞
最近は動画配信サービスを利用している人も多いですよね。
もはや時代は「DVD鑑賞」⇒「動画配信サービスで一気見」でしょうか。
コナンとか、ワンピースとか、ドラえもんとか、ナルトとか。
「テレビは1日1時間までよ」を、正月だけは解禁にして、親子でだらだら鑑賞デーにしてみてはいかがでしょうか?
冬休みの宿題
最近冬休みも宿題が多くて困ってます。詰め込み教育…子供たちにも、その親にも影響大ですよ。
長期休み最終日が大変にならないよう、早めに片付けたいところですよね。
まとめ
- 年末の大掃除は30日までに終わらせる!
- おたき上げも忘れずに!
- 年末28日までに、お正月飾りを飾る!
- 大晦日には年越しそばを食べる!
- 年賀状は12月25日までに出す!
- 元旦の開運行事は、「初詣で」と「親戚にご挨拶」である!
- お正月はお出かけでも家で過ごしても、どちらでもOK。
子供ができて、伝統行事を正しく伝統しよう!という気持ちが引き締まりました。そして初めて、お正月や大晦日の行事がもつ意味を知ったのです。
寝正月もいいですが、お正月行事の持つ意味と、開運行動は、次世代に伝えていけたらいいですね。
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