駒込の六義園のしだれざくらは、世界の名景としてもしられています。江戸時代・5代将軍徳川綱吉の側近だった柳沢吉保の下屋敷跡として、現代では都民の憩いの場として親しまれている六義園。
六義園のライトアップされた幻想的なしだれざくらの世界にいると、江戸時代…いや、平安時代までも時間が巻き戻ったかのような錯覚を覚えます。
その感動は、大和魂だけが感じるものではありません。
毎年海外からも多くの観光客が、短い花の満開期を狙って訪れるからです。
しだれざくらも必見だけど、私は奥の庭園がお気に入り!も~たまらん!って風情なんですよ。
六義園(りくぎえん)の桜・基本情報
- 正式名称:「春夜の六義園 夜間特別観賞」
- 開催場所:六義園
- 開催期間:2024年3月16日~3月24日
- 期間中毎日18:30~21:00
- ライトアップ時間:日没~21:00
- 入園料:【一般】300円【65歳以上】150円
※小学生以下と都内在住・在学中学生は無料! - 住所:東京都文京区本駒込6丁目
- お問い合わせ先:03-3941-2222
- アクセス
:【JR山手線/東京メトロ南北線】駒込駅・徒歩7分
:【都営地下鉄三田線】千石駅・徒歩10分
文京区駒込という、東京のど真ん中にあるとは思えないくらいの閑静な日本庭園。桜を見に行ったけど、庭園の素晴らしさに感化されて、桜の時期が終わってもついつい何度も訪れる人も多いんです!秋の紅葉もものすごく情緒があっておすすめですよ!
六義園の駐車場情報
六義園には専用駐車場がないので、周辺のコインパーキング情報を載せておきますね!
- タイムズ本駒込第15
- タイムズ文京グリーンコート
- パークジャパン駒込第1駐車場
- ユアー・パーキング 駒込第1
- リパーク本駒込5丁目第2
>>東京の38か所の無料駐車場をまとめたページも参考にしてください。
六義園の桜・混雑状況
六義損の桜は毎年ライトアップが行われる桜の名所としても有名。そのため期間中は、昼間よりも夜間は混雑します。なんと…1日3万人も集まるらしいです…もう笑うしかないですよね笑。特に平日よりも週末である金・土・日は大混雑!
2024年の混雑予想日
- 【3月3週目】23日(土)24日(日)
あまりにも人が多い場合、入場規制がかかることもあります。平日だと20分、週末だと60分ほど待つなんてことも。週末の夜にしか行けないという方は行列に並ぶ覚悟が必要ですね!
でも行列に並んでも見る価値アリ!とおすすめすることが出来ます!
六義園の桜・混雑回避法
混雑回避の時間帯
混雑を避けたい方は、平日か週末の日中に行くことをおすすめします。
一番混む時間帯は18:00~19:30頃。どうしても夕方以降になってしまう場合、18:00~19:30を避ければ、きっと入場規制にもあわずに桜を見ることができることでしょう。
共通チケットで並ばずにすむ!
六義園近くにある「東洋文庫ミュージアム」「旧古河庭園」で販売されている共通チケットを購入すれば、並ばずに入場できる!
- 東洋文庫ミュージアム
- 旧古河庭園
では、共通入場チケットが販売されています。このチケットがあれば、混雑している六義園のチケット売り場で並ぶことや待つことなく、入場することができるんですよ!どうしても混雑時間にかぶってしまうという方は、共通チケットの購入をおすすめします!
それぞれの基本情報を載せておきますので、ぜひご活用くださいね!
東洋文庫ミュージアム
- 開館時間:10:00~19:00
※入館は18:30まで - 休館日:毎週火曜日※祝日の場合、翌日休館
- 共通チケット料金
:【一般】1,000円
:【65歳以上】850円 - 住所:東京都文京区本駒込2-28-21
- お問い合わせ先:03-3942-0280
- アクセス
:【JR/東京メトロ南北線】駒込駅・徒歩8分
:【都営地下鉄三田線】千石駅・徒歩7分 - 東洋文庫ミュージアム・公式ホームページ
上記写真をご覧のとおり、蔵書の展示の仕方が幻想的で、明治時代っぽくてかっこいいんですよ!江戸時代の人々って徒歩で旅してたでしょう?都内をめぐるのにも全部徒歩。ってことで、地図のニーズがものすごく高い時代だったんですよ。
今のナビっこ(わしw)に見習ってほしいくらいの地図解読スキル必須の時代だったんですよね。ここではそんな江戸時代の文化が、館内のいたるところに漂っています!歴史好きは桜のついでに是非足を伸ばしてみてください。
旧古河庭園(きゅうふるかわていえん)
- 開園時間:9:00~17:00
※入園は16:30まで - 共通チケット料金:【一般】400円【65歳以上】200円
- 住所:東京都北区西ヶ原1-27-39
- お問い合わせ先:03-3910-0394
- アクセス:【JR京浜東北線】上中里駅・徒歩7分【東京メトロ南北線】西ケ原駅・徒歩7分
- 旧古河庭園・公式ホームページ
超高級レストランってイメージの旧古河庭園。大正初期にイギリス出身の建築家によって立てられた旧古河庭園は、当時の和洋折衷が見事に再現されています。旧古河庭園が建てられた時代は第1次世界大戦のあたり(1914~1918年)。大日本帝国軍が勝利し、国内に一気に西洋文明が入ってきた時代です。戦勝国としての威厳を持ったたたずまいが旧古川庭園にもうかがえ、その時代を経験していないわれわれにとっても、重い歴史がのしかかります。が、そんな重みもどこ吹く風。
庭園にはきれいなバラが咲き誇り、観光客の多くはバラ目当てで訪れます。桜の開花時期のちょうど1ヵ月後くらい(5月)が旧古川庭園の春バラの見頃。
六義園の桜・見頃と開花情報
六義園の桜は、例年3月上旬頃に開花、3月中旬~4月上旬頃まで満開を迎えます。
桜の種類としては、ソメイヨシノやシダレザクラ、ヤマザクラなどです。シダレザクラのライトアップが有名な六義園ですが、桜の本数は自体は50本ほど。他の有名な桜の名所に比べると、多いとは言いがたいのですが見ごたえは満点!!なので有名なシダレザクラの満開時期に合わせて行くのをおすすめします。
シダレ桜の樹齢は?
六義園にある大きなシダレザクラは、なんと樹齢70年以上!ちなみに高さは約15m、幅は約20m。毎年このシダレザクラのライトアップを見るために、長蛇野列に並ぶ!というファンもいるくらいなんですよ。
満開時期の日中に見るのはもちろんですが、ライトアップされた満開のシダレザクラはとても幻想的。
混雑覚悟でも見る価値アリ!
桜ケーキやランチ情報
ランチ情報・親子カフェおひさまごはん
駒込にある親子カフェ『おひさまごはん』には、可愛い亀さんがいます! pic.twitter.com/HWgxXEvgKL
— あゆみ ゆあ (@ayumi_yua56) 2014年10月3日
- 営業時間:10:30~16:30
- 定休日:土日祝日
- アクセス:【JR/都営地下鉄南北線】駒込駅・徒歩10分
- 住所:東京都北区西ヶ原1-12-5第2たかむらビル1F
- お問い合わせ先:03-3916-1188
旧古河庭園近くにある親子カフェおひさまごはん!店内にはキッズスペースやおもちゃ、おむつ交換台や授乳室などもあり、ママさんに優しいカフェなんですよ。「親子カフェ」と言う店名らしく、親子で安心してランチできる場所ですよね。
ランチ情報・クッチーナイタリアーナズッカ
- 営業時間:【平日ランチ】11:30~14:30【土日ランチ】12:00~15:00【ディナー】18:00~23:00
- 定休日:不定休(基本的に火曜日)
- アクセス:【JR】駒込駅東口・徒歩7分【JR/都営地下鉄南北線】駒込駅西口・徒歩10分
- 住所:東京都文京区本駒込5-39-8
- お問い合わせ先:03-6908-9808
親子で本格的なイタリアンが食べられるクッチーナイタリアーナズッカ!イタリアンと聞くと、まだ小さな子供には早いのでは!?と考えてしまうパパママもいらっしゃることでしょう。しかし子供用の椅子やお子様ランチ500円があるので、気兼ねなくたのしめます!
ランチ情報・自然野菜レストラン 駒込 ナーリッシュ
- 営業時間:【ランチ】11:30~14:30【ディナー】18:00~22:30
- 定休日:水曜日
- アクセス:【JR/東京メトロ南北線】駒込駅・徒歩1分
- 住所:東京都豊島区駒込1-37-8コーポ市川2F
- お問い合わせ先:03-3944-8300
駒込駅からかなり近い場所にあるのでおすすめです。ランチタイム限定でキッズプレートの用意があるので、お子さん連れの方でも安心して入店できますよ。
六義園内の軽食スポット!
花より団子というお子様連れの方のための軽食情報!もちろん六義園内でも軽食できる場所がありますよ。お店によっては通年営業・桜期間限定営業と違うので、それぞれ違いを楽しんでみるのも良いでしょう。
さくら茶屋
六義園 さくら茶屋(駒込、千石、巣鴨/和菓子) https://t.co/1GafOu9S9f 今年もしだれ桜のライトアップを見に六義園へ。マイレビさんも日曜日混んでいたと書いていましたが、月曜日の夜も激混みでした。飯田橋付近もかなりの人でした。ソメイヨシノはクローン植物だから一気に開花するから人も一斉に… pic.twitter.com/yPb5DIxxe2
— 東京食べログ新着 (@TYOtabelog) 2018年3月27日
- 場所:けやき広場
- 時間:11:00~20:00
※桜期間中のみの営業 - 内容:三福団子、甘酒、さくらジェラート、おでんなど
吹上茶屋
- 時間:9:00~16:45※ラストオーダーは16:30
※桜期間中は営業時間延長中 - 内容
:季節のようかん・650円
:オリジナル瓦せんべい・700円
:お抹茶セット・620円
:甘酒・310円
お抹茶と和菓子のセットが運ばれてきたら、思わず背筋を伸ばして凛としたたたずまいになっちゃいそう。なくらいの、格式高い本格的なお抹茶がでてきますよ^^
心泉亭
- 時間:10:00~17:00
※桜期間中のみの営業 - 内容:お抹茶セット・600円
正月とか紅葉とか桜のライトアップ期間のみ、心泉亭は抹茶屋さんになります。期間限定のお抹茶で、足の疲れを癒してください。
まとめ
- 六義園のしだれざくらは世界的に有名で、ライトアップ時期はかなり混雑する。
- 六義園に駐車場はない。
- ライトアップ時は、昼よりも夜が混雑し、特に土日は入場制限がかかるほど。チケット売り場も1時間待ちとか。
- 一番混むのは18:00~20:00なので、その時間を避ければ混雑回避できる。
- 共通チケットをあらかじめ購入しておくことで、入場時に並ばずにすむ。
- 六義園の桜は3月中旬~4月上旬が満開で見頃!(気候によって前後しますが、だいたい、ね。)
- 六義園付近には、子連れでもおなかを満たせるお店がたくさんある!
いまではどこの街路樹もさくらさくらで、「またか」的に思うことありませんか?本当に価値のある伝統的な桜には、「またか」なんて雑念の入る隙間もないほどの威圧感があります。東京で、見るべき桜は?ときかれたら、必ず名前が入る六義園。
是非、お出かけしてみてください!
コレだけライトアップ押しでなんですが、私は昼間のしだれざくらのほうが好きです^^;よかったら平日昼にも足を伸ばしてみてくださいね!