2021年7月、13歳の長男と一緒に富士山の頂上まで登ってきました!(2022年7月も山頂まで登りました!)(2023年8月も山頂まで登りました!)
43歳で頑張りました、母も( ´艸`)
母の方も人生初の富士山山頂まで登り切った経験で、しかも13歳の子供を連れての緊張感ある旅でした。
私と同じように、子供と一緒に富士山の山頂まで登りたい方向けに、荷物や注意点をまとめてみたので参考にしてください!
子供と富士山、8つの注意点「登る前にチェック!」
- 日焼け注意!
- 雨具は必須!
- 荷物は軽く!
- 前泊は必須!
- 軍手もマスト!
- 登山靴は必須!
- 時間配分は大切!
- 体に密着したリュック!
- 財布はもっていかない!
- ゲイタ―スパッツもあった方がいい!
- ご来光を見たいのなら防寒着は絶対に必要!
日焼け注意!
まず、天気のいい日に富士山に登ると、めっちゃ日焼けします。山の上に木とかないので、日光を防ぐものもなく、ほんの30分くらい日に照らされただけで、その日眠れないくらい日焼けが痛みました。両腕真っ赤になりました。
とはいえ富士山を登るときは荷物はなるべく少ない方がいいため、日焼け止めをボトルでもっていくのもやめた方がいいです。人数分、ひと塗分を小分けにして持っていくといいです。
もっといいのは、暑くても吸水性の高い長そでを着て行くことです。11~14時がどんなにアツかろうが、帰りの「下り」には必ず寒くなるので、長袖は必須なんです。暑くても脱がなくていいくらいの薄手の長袖を着て行けば、日焼けの心配もありません。
上の画像は、(タップするとAmazonに飛びます)登山家の方々に好評の速乾性、吸水性のいい長袖です。
雨具は必須!
雨が降ると気温が一気に下がるし、服がぬれると体が重くなって登りにくくなります。雨具は何よりも必須と言っていいくらい、必ず持っていかねばならないものです。上下別で、ズボンもしっかりと守れるものを用意しましょう。薄手で持ち運びが軽いものがマスト。リュックをカバーするものも別に用意しとくといいです。(30分の降雨でびっしょりになるから)
↑こういう安い奴で十分です。
荷物は軽く!
富士山の7合目を超えたあたりから、急に体も荷物も重く感じるようになります。岩場を4つんばいで登るか所もあり、歩く助けに持っていたスティックも邪魔に感じるようになります。
初心者ほど、自分の体を支えるだけで必死な状態なので、荷物はできる限り軽くしましょう。余計なものはグラム単位で節約して軽くすることを心がけるといいです。
1番最初に行ったときは「山小屋で暇なときにやる」と息子が宿題をもっていっていましたが、薄い【夏休みの友】でさえ、めっちゃめちゃ重く感じたので、絶対に必要なっもの以外はもっていかないようにしてくださいね。
前泊は必須!
うちは子供連れの富士山だったので、前泊は必須だと思い、6合目に宿をとりました。そして早朝から登り始めてスケジュール的にもちょうどよかったです。8合目あたりには、子供もチラホラいたけど、8合目以降はみませんでした。そして8合目で高山病で吐いている子供もいました。
コロナ禍があけた翌年にもいきましたが、その時は2021年よりも登山客が増えていて、10歳くらいの子どもも5~6人頂上まで登ってきていました。
うちの子供は高山病の兆候は全くなかったけど、それは前泊して、山の薄い気圧に慣れていたためだと思います。初心者ほど、前泊して空気の薄さに一晩体を慣らすのは、大切なんだと感じました。
1日目になるべく進めておくと、2日目が楽ということもあるから、できれば5合目じゃなく7合目くらいでの前泊をおすすめします。
↑トモエ館はネット予約でき、1泊2食付きで9500~12000円です。全室個室なので(薄い壁1枚で音は聞こえる。寝るスペースのみ)割と快適です。
ちなみに今年は6合目の「星観荘」というところに泊り、休日で夕飯と朝食付きで1人1万円でした。週末を避ければ1泊2食付きで9,000円かな。
富士山の上なので、1人のスペースはこんなもんです。寝袋と枕と、手元ランプがついていましたが、簡素です。隣とは薄いパテーションで仕切られているのみ。
うちはすいている日に行ったため、両となりいなくてパテーションも2人分に広げてくれたので割と快適に寝れました!
ちなみに荷物を軽くするため、寝間着に使った半そで半パンで次の日の早朝から7号目くらいまで登る感じでちょうどよかったです。わざわざ寝間着を持っていくと荷物も重くなるので、兼用がおすすめです。
星観荘のご飯は、割と美味しかったです…。コロナ禍だからか、お弁当タイプの配膳でした。
軍手もあったほうがいい
7合目と8合目と9合目の途中に、岩場でゴツゴツして、手を使って4つんばいで登るか所がありました。
距離にして200mもないくらいだったんですが、山頂付近の200mは1時間以上かかる難所です。両手もフルに使って登るため、けが予防に軍手はマストでした。
というか、軍手しないと手の甲の日焼けがやばいことになるので、そういう意味でも軍手はマストです。
ただ、どの登山サイトにも「軍手はマスト」と書いてありますが、我が子(現在14歳)は富士山で軍手は使わないと、持っていきません。手をつかずに登るからいらないと…。確かに富士山はルートも完備されていて、変な植物なども生えていないので(6合目以降植物がない)触って手が荒れることもなく、いらないといえばいらないかも…?ご自身の判断でお願いします。
登山靴は必須!
登りの岩場は、ゴツゴツして普通のスニーカーだと靴底の薄さを実感します。分厚い靴底のトレッキングシューズは必須だと感じました。
それ以上に帰りの下りの時に、登山靴は必須です!帰りはスキーのように火山灰の中に足を突っ込みながら滑り降りのような道になるため、普通のスニーカーだと足の裏がとにかく痛い!(←私ははきなれた普通のスニーカーでいきましたwwバカw)
5本指ソックスはマスト!
意外と誰も言いませんが、何度も富士山に登っている私からすると5本指ソックスはマストです!
登りの時もですが、特に下りの時は疲弊しているため、「これまでに使っていない筋肉を使おう」と体が勝手に重心を変えたり、いつもと違う足運びをしたりするんです。その結果、歩きすぎも重なって、足の薬指の爪が中指をひっかいて皮がむけていたい。などの事態に陥ります。
素人は大人しく5本指ソックスをはいて、そういった余計な苦痛を避けるべきです。子どもも大人も、ベテラン登山家以外は5本指ソックスはマストです。
時間配分は大切!
うちは前泊したので、「余裕」と思って、6合目の宿を朝の7時40分にでました。そして頂上に着いたのが14時でした。そして頂上のスタッフさんに言われました。「山頂から5合目まで降りるのに3~4時間かかります。」「…え?!!」焦りました。5合目からふもとの富士山パーキングまでのシャトルバスの最終は、17時40分…。ヤバい…、間に合わない!
そして、帰りの過酷な下り坂をずっと駆け下りました。登りに比べて下りは自分の体重を利用できるので、登りよりは楽♪…と思ったら大間違い…。3時間で降りられましたが、急ぎ過ぎてへっとへとでした…。
次回いくならば(当分いいけどw)13時に山頂にいれば、帰りはもっと景色を楽しむ余裕があったな~と思いました。
体に密着したリュック!
富士山を登るのはとっても大変です。うちは私も子どももそれぞれ2㎏くらいを持って登りましたが、(飲み物で1kgなので、飲んで減りましたが)へとへとでした。行きの岩場では背中の荷物が肩に食い込むし、帰りの下りでは荷物の重みでしょっちゅう滑って転びます。
そのため富士山登山では、体幹に密着したバランスのとりやすいリュックが必要です!
私も普通のナップサックでいったため、おすすめ商品は特にないんですが、ネットサーフィンした感じではこんな感じの商品がいいかな~と感じました。
次に行くときはコレ買っていきます笑。
財布はもっていかない!
富士山に子供と登るのであれば、荷物はできるだけ軽くしましょう。普段何も考えずに持ち歩いている財布ですが、重いので、必要なお金だけ持っていくことをお勧めします。ポッケの中の軽い小銭入れに、4万円くらいをたたんで入れていきました。小銭はトイレや飲み物や焼き印でしょっちゅう使うので、100円玉は10枚くらい持っとくといいかも。でも小銭だらけだと重いから、1000円札多めの方がいいです。
1万円札を3枚(←うちは前泊したから宿代込み)、千円札を9枚、100円玉を10枚くらいがベストです。カードとか長財布とか、絶対に置いてった方がいいです。
前泊しない方は、急に子供たちが高山病になった時に休むために、最低でも2万円くらいは持って行った方がいいですよ。
ゲイタ―スパッツは必須!
ゲイタ―スパッツって何?と思いますよね。富士山の下山の時に、延々と砂利道を滑り降りることになるのですが、この時に靴の中に小石や砂がめっちゃ入ってきます。これを防ぐためのスパッツがゲイタ―スパッツです!うちの子は丈の高いトレッキングシューズを履いていたけど、それでも300mおきくらいに靴の中の小石を払って、靴を履き直す動作が必要でした。小石が入るとケガの原因になるし、こまめに抜いた方がいいですからね。けど、ゲイタ―スパッツがあれば靴の中にそもそも小石や砂が入りにくいため、下山の時のストレスを大幅に減らすことができます。
子ども用に長めで撥水性の高いものを買えば、雨具代わりにもなるしおすすめです。
↑これ、ゴアテックスですよ!
ご来光を見たいのなら防寒着は絶対に必要!
2023年には、7合目の東洋館に泊って、初めて富士山の上でご来光を見ました。
素晴らしくきれいでしたが…朝の4時台に寝ているところを全館放送で「ご来光を見たい方はお越しください」的にたたき起こされ(笑)、外に行くとマイナスの気温で激寒…。
さんざん「荷物は1gでも軽く!」とお伝えしてきたのですが、ご来光を早朝に見たい方は、防寒着も必須です。
ちなみに私は中にヒートテック、普通の面の長袖と、その上に裏毛ありのジャンパーを着ていて凍えていました。更に上に折りたためるダウン的なコートがあるといいなと思いましたが、その後6:30~で登山を始めると、1時間も経たないうちに暑くなって防寒着は着なくなります。(荷物として重くなる)
だから、ご来光を見るかどうかで防寒着の有無は変わると言っていいでしょう。
子供と富士山、やめたほうがいい2つのこと
半そで半パンは危険!
半そで半パンで登っている人が多いのですが、下山時には必ず寒くなるので、防寒着は必ず持っていきましょう。雨具と防寒着が一緒になったものがベストですね。
節約はしない方がいい!
富士山の山頂では、カレーライスが1200円。普通の500mlのペットボトルが400円。
トイレが1回300円(しかも激臭いし汚い)もかかります。そのため、私は節約のためにと飲み物を1人1ℓ分、持って登りました。(母は1.5ℓも…w)後悔しました…。富士山に登る時には、荷物は軽い方がいいです!そのため、どんなに高くとも、登るたびに必要分だけの水分を、その場で買う方がいいです。荷物を軽く登った方が断然、快適な旅になりますから!
小銭を多めに用意していって、ペットボトルが空になったら飲み物を買うようにしましょう。
ちなみに下山時に飲み物を変える場所がほとんどなかったので、下山前に山頂でしっかりと飲み物を買っていくといいですよ。
携帯トイレは必要?
携帯トイレはもっていかなかったけど、ちょっと後悔しました。富士山の6合目以降のトイレは、とにかく臭くて汚いです。臭いもこもっているし、雨水の少なさから流れないため、前の方の贈り物が残っている確率が高かったです。山頂のトイレは男女一緒なので、汚さレベルがマックスでした。
携帯トイレ、もってこればよかった~と思いました。けど…富士山に登るときに、荷物はできるだけ軽くしたいので、迷うところですね。ゴミも持ち帰らなきゃならないし、自分の汚物を持ち歩くのは嫌ですよね。
というわけで、富士山に携帯トイレは必要ないと思います。
子供と富士山、登山にかかる時間は?
うちは6合目の星観荘に前泊して、7時40分に出発。9時には7合目、11時には8合目につきました。8合目の小屋がたくさんありすぎて、「また8合目かよ…」と何度も絶望しましたw9合目には永遠につかないのかと思うくらい、8合目がいくつもいくつもありましたw
長かったのはそこからです…。高山病の心配があったため、100mごとくらいに小休憩をとって呼吸を整えて、小股で登り続け、12時半には9合目につきました。そこから山頂まで900mくらいだったけど、1時間以上かかりました。300mで30分くらいかかりました。
- 「とにかく無理はしない。」
- 「頭痛や吐き気がしたらすぐに教えて」
と細かく子どもと気遣い合いながら、ゆっくりゆっくりと登って、14時にやっと山頂につきました!6合目から6時間20分で山頂に到着したんです。
富士山の頂上の山小屋や景色はどう?
雲の切れ間から見える町が本当にきれいでした。
ちょうど頂上でうっすらと雨が降ってきたため、写真はあまりとれませんでした。ただ、富士山の頂上はあまりとどまっていられるスペースはありませんでした。小屋があり、中にお土産屋さんや食事がとれる場所がありましたが、座れる人数はマックスで20人くらい?狭かったです。
小屋の前に大きなベンチが10個ほど並んでいて、晴れていたらそこで座って景色を楽しめそうです。
富士山の頂上のトイレはどう?
死ぬほど汚いトイレでした…。6合目のトイレもかなり汚く、汚物が流れないまま置きっぱなしでしたが、頂上は「更にその上に誰か💩してるじゃん…」みたいに、折り重なった汚物がトイレからあふれていました。
富士山の上では水は雨水をためたもので流します。つまり、雨が少ないと、水が足らずにトイレが流れないんですよね。
富士山の頂上のトイレは男女兼用なので、大便の悪臭は本当に半端なかったです。なるべくなら、5合目でトイレを済ませて、それ以降はトイレをせずに過ごせたらいいですが…。
そう上手くいかないため、富士山に登るときは汚いトイレも覚悟しておきましょう。
富士山の下山にかかる時間は?
富士山の頂上から5合目まで、3時間半かかりました。かなり急ぎましたよ。
帰りのシャトルバスの最終時間が17時40分なので、頂上は遅くとも14時までに出た方がいいです。頂上から5合目まで、母子で急いで3時間半かかったので、かなり過酷な下山なのを覚悟しておきましょう。
下りの時はゲイタ―スパッツがないと、余計な時間が大幅にかかります。→ゲイタ―スパッツとは?
富士山の下山ルートは?
富士山の下山ルートは、登りとは違います。下山用のルートを間違えずにおりましょう。登りに比べると、単調な砂利のジグザグ道を延々と3時間降りることになります。
私は吉田ルートで登ってきて、吉田ルートのふもとの富士山パーキングに戻らなきゃいけませんでした。けど、吉田ルートと須走ルートは途中まで一緒なので、分かれ道で間違えないように注意が必要です。
頂上から1時間半ほど降りた7合目のある地点で、吉田ルートと須走ルートは別れます。
下山ルートはずっと砂利道で、一歩一歩足が埋まりながら進みます。割と急な坂をずっとおり続けるので、スキーと同じような足の筋肉を使います。常にブレーキをかけ続けるような…。
丈の高いトレッキングシューズでない限り、靴の中には砂利がたくさん入ってきます。そのため上でも紹介したゲイタ―スパッツは絶対に必要です。もしも靴の中に砂利が入ったら、無理せずにこまめに靴から出しましょう。
空気の薄い場所を一生懸命登ってきたあとに、足場の悪い場所を延々ブレーキをかけながらおり続けるのは苦しいです。
富士山は馬で下山できる?
富士山を登ってゼイゼイ言っているときに、途中で馬を見かけました。馬に乗って登っている人がたくさんいたんですよ。内心「いいなぁ…」と思ったのですが、馬は一般人は乗れません。高山病や事故の時に、下山ルートで急いで患者を下すために馬がいるんだと思います(多分)。
富士山を子供と登ったレビュー
2021年7月に、13歳の長男と43歳母の2人で富士山に登ってきました。
6合目の星観荘に17時くらいに到着して前泊。1泊2食付きで1人1万円でした。翌朝7時に朝食を食べ、7時40分に出発。6時間半後に、富士山の頂上につきました。頂上で長男はカレーを食べ(激美味しかったそうです!)、その後3時間半かけて5合目まで下山。5合目から富士山パーキングまでのシャトルバスに乗って、そこから家まで2時間運転して帰りました。
帰りの車はアクセルを踏む足がプルプルする感じだったけど、登ってよかったです!
まず声を大にして言いたいことは…
43歳よりも13歳の方が体力がある
ということ…
7合目までは母の方が息子を気にかけて「大丈夫?」「ペース遅くしようか?」「気分悪かったらすぐに言ってね」などと声をかけていたのに、いつの間にか逆転しました…。7合目の小屋が6個くらいあるんですよ。7合目の小屋を後にして、次についた小屋に行くと、心の中では「やった!8合目だ!」とテンションが上がるのに、小屋にはまた「7合目」って書いてあるからがっくり…みたいなのが5回ありましたw。その後、8合目も5個くらいあるんですよw
一体いつ9合目につくんだよ…みたいな。
その後やっとたどり着いた9合目の小屋は、土砂崩れで壊れていて、小屋の前の白い鳥居だけが9合目の証でした。
8合目の5個目くらいの看板に「9合目まで500m。頂上まで900m。」って書かれていたんです。そこですっごくテンションが上がりました。
あと本の900m行けば頂上だ!ってね(笑)
でもそこから2時間くらいかかったんです( ´艸`)
50mごとにぜえぜえ言いながら小休憩をとって、息を整え、また50m登る…ってことを永遠に思いながら繰り返していました。
その小休憩も、母は寝転んでぜえぜえと休むのに、息子はペットボトルをグイッと飲んだら「じゃあ行こうか」みたいにすぐに立つんですよw
いつの間にか息子の方がペースメーカーをやってて、上から振り向いて「ママキツイ?」「休む?」って何度も声をかけてくれました。
その時の表情がなんとも…
「おせーなコイツ」みたいな顔に見えて…(そんなこと思ってないんだろうけど)
ヤバい、頑張らなきゃ、捨てていかれる…姥捨て山になっちゃう!と思って、43歳母頑張りました…!
登頂成功したときは、本当にうれしかったし、心の中ではずっと「富士山登れる体力のあるうちに、息子と来れてよかったなぁ」って思っていました。
山に登るって本当に、人生を頑張って歩み続けるのと同じで、言葉にならない大事なことを学べますよね。
ちょっと遅い母を置いていきたいなって気持ちがあったとしても、登頂したとき一人よりも誰かといる方がよほどうれしい、とか、そんなことを漠然と体験してくれて、よかったと思います。
子供と富士山を登る注意点、もう一度書いておきますね。
- 飲み物は高くとも富士山の上で買う(荷物を軽くするため)
- 暑くても日焼け防止に長袖がおすすめ
- トイレ用、飲み物用に小銭が大事
- できる限り荷物は軽く
- 雨具だけは絶対に持ってくる!
- 下山ルートは小石が靴にたくさん入るので、ゲイタ―スパッツは必須!
子供と富士山登った翌日は…
子供と富士山に登った翌日…2人とも9時起きとかでした。筋肉痛と日焼けで動きが鈍く、ご飯も作りたくないので外食オンリー…。
その翌日、息子は筋肉痛もおさまって普通に遊びに行ってたけど、母は4日目まで筋肉痛を引きずりました。日焼けも4日くらい悼み続けました。富士山に登ったその日が一番日焼けが痛くて眠れなかったので、夜に薬局に行って、日焼けを冷やすジェルを買って塗りました。これでやっと眠れた。
↑これ、フィリピンに行ったときにたくさん売ってました(笑)日本でも安く買えるし、その辺の薬局にもあるのでおすすめです。
肌に合わない人もいるかもなので、パッチテストなどしっかりとしてくださいね。
最後に
富士山に子供と登った感想は、「めっちゃ良かった!」です。
途中で何度も「8合目で降りようかな」とか思うほど、心はズタズタにめげていたけど、登頂に成功した後の気分は最高です。
子供が子供でいる時代ってすごく短いんですよ。
その上、半分以上は「手のかかる存在」で、親は我慢し通しですよね。愛あれば、と思いなし崩し的に頑張っていると、子どもたちはいつの間にか巣立っていきます。
って考えると、子供と一緒に出掛けられるのは中学生が最後かなと思い、富士山に登ることにしました。
もちろん子どものタイプによっては大人になっても一緒に出掛けてくれるだろうけど。
うちはひとり親だし、男親っぽいパワフルなお出かけが少ないから、母も43歳でまだ体力のあるうちにと思い、頑張ってみました。
頑張ってよかった。
子供と一緒に、富士山に登れてよかったです。
とても過酷なのでみんなにおすすめできないのだけど、お子さんが13歳くらいなら、8合目から頂上まで、頑張れるかもしれません。
親子で日本一の山に挑戦してみてくださいね。
最後まで読んでくれてありがとうございました。