- 母の日のカーネーションは「色」の意味は?
- 贈っちゃいけない色は?
- 母の日の由来は?
- 2022年の日付は?
母の日近くなると、花屋でもネットショップでも、ピンクや紫など色とりどりのきれいなカーネーションが並んでいますよね。
いつもなら無難に赤…けど、今年は赤以外の色もあげてみたい!そんな方のために、母の日に贈るべきカーネーションの色と、送っちゃいけないNGカラーを調べてみました。
母の日に贈ってはいけないNGカラーのカーネーションもあるため、今年は花屋で注意しましょうね!
カーネーションのOK色とNG色の一覧!
母の日に贈っちゃいけないカーネーションの色があるのかと、ちょっと調べてみました。おすすめできるOKカラーと共に、以下を参考にしてください。
OKカラー
- 赤:母の日発祥の時代に、アメリカでも「生きている母」へ贈られた、母の日の定番カラー。活力をもたらす赤色の花言葉は「母への愛」です。これにまさる母の日のプレゼントはありませんよね。
- ピンク:ピンクの花言葉は「感謝」。これまた母の日にぴったりですね。ピンクは女性ホルモンを活性化させ、女らしさを引き出すと、カラーテラピーでも言われています。
NGカラー
- 白:母の日が生まれたアメリカでは亡くなられたお母さんに贈るカーネーションの色でした。5月のお墓参りには、携えて行きたいですね。花言葉は「私の愛は生きている」です。
- 濃い赤:バラのような深い赤色、一見素敵と思うのですが、花言葉は「私の心に悲しみを」。…これをみてしまうと、おくれなくなっちゃいますね。
あいまいカラーはいいの?
そのほかの花の色・紫、黄色、オレンジなどは、調べてみた限りでは微妙でした。
お花屋さんのHPなどをみると推奨されているものの、カラーテラピーをみると「黄色=嫉妬・軽蔑」「紫=死」など、母の日にふさわしくないように感じるものもあり…。
もちろん「紫=高貴」などいい意味もあるため、好みで選んでもいいと思います。
カーネーションを贈るという行動にこそ、本質の価値があるのですから、色にこだわり過ぎない気持ちも大切ですね。
母の日の由来
「母の日」は世界各国にあるものの、その発端はぜんぜん違います。国ごとに起源が違うために、「母の日」も3月~11月と幅広い範囲に散らばっているんですよね。
母の日が5月じゃない国もあるんです^^;
以下に、国別の母の日の由来を紹介していくので、ごらんください。
アメリカの母の日
南北戦争の際に、敵味方かまわず負傷した兵士を看病する「母の仕事の日」を提案したアン・ジャービスという女性がいました。
ナイチンゲールのような素敵な行為ですが、一般に普及することはなかったようです。
負傷兵の看護活動の発案者であるアン・ジャービスの死後、その娘のアンナが母の死を偲び、母を追憶する日を始めたのが「母の日」の発端だといわれています。
1908年にアンナの催した母への感謝の集まりには、470人もの人が集まり、ともに「母の日」を祝いました。
このときに、亡き母の好きだった白いカーネーションを参加者に手渡したといいます。
その後アンナは、この「母の日」の活動を国中に広める働きかけをし、1914年に当時のアメリカ大統領ウィルソンによって、
5月の第2日曜日が「母の日」として、国民の祝日とされました。
日本の母の日の由来
アンナ・ジャービスの「母の日」活動は、遠く海を渡った日本にも届きました。1931年に大日本連合婦人会が結成され、当時の皇后の誕生日である3月6日を「母の日」としましたが、一般に普及しませんでした。
そんな日本に母の日を定着させたのは、あの有名な森永製菓。
1937年に「森永母の日大会」を開催し、「お母さんありがとう」を日本に広めました。この活動を経て、1949年にアメリカの母の日同様、5月の第2日曜日が母の日として、日本でも認知。
オーストラリアの母の日の由来
オーストラリアの母の日の由来には、また違った物語がありました。
発端はシドニーのジャネット・ヘイデン。
彼女は1924年、女性老人ホームを訪れたときに、多くの孤独な「忘れられた母」たちに出会いました。そして忘れられた母たちを喜ばせるために、贈り物をしました。
その後ジャネットは活動を拡大。
毎年5月の第2日曜日に、母の日の贈り物をしようと習慣化されるにいたったといいます。
面白いことに、オーストラリアでは5月の2週目ごろに満開時期を迎える「菊の花」を母の日に贈る習慣があります。
カーネーションではないんですね!
確かに「マム=母」でぴったり!世界中で語呂合わせは人気なんですね^^
なぜ母の日にカーネーションを贈るの?
上述の通り、アメリカで母の日を興した、
アンナの母の好きだった花がカーネーション。
アンナの活動を受けて母の日に立ち上がった人々は、胸にカーネーションを飾っていたといいます。
亡くなった母に対しては、白いカーネーション。生きている母に対しては、赤いカーネーションを、それぞれ胸につけたそうです。
以降、母の日にはカーネーションを贈ることが習慣化しました。
アメリカ由来の日本の母の日でも、その風習が定着したのですね。
白いカーネーションは死んだ母への贈り物
現代では、母の日近くに花屋の前を通りかかると、色とりどりのカーネーションがありますよね。中には白いカーネーションもあります。色とりどりの花束としてカーネーションを贈るときに、他の色を際立たせるカラーとして「ホワイト」は好まれます。
しかし、白いカーネーションは「死んだ母へ贈るもの」とされていたもの。避けるのが無難です。
もちろん、「贈る気持ち」が第一なので、絶対禁止ではありません。
母の日はいつ?2022年の日付
2022年は5月8日(日)が母の日です!
毎年母の日は、5月の第2日曜日と決まっています。
どうしても覚えられない人は、ゴールデンウィークが来るたびに、そういえば母の日ももうすぐだ!と思い出してみてください。
ゴールデンウィークに母の日のプレゼントを用意すれば、十分間に合いますから!
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まとめ
母の日に贈るカーネーションの由来と、おすすめのOKカラー、避けたほうがいいNGカラーを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
- OKカラー:赤・ピンク
- NGカラー:濃い赤・白
- あいまいカラー:オレンジ・紫・黄色
贈られる側としては、くれる気持ちだけで、十分なんですけどね。
子供が「ママの好きな色にした!」とカーネーションを贈ってくれたら、
花言葉などにかまわず涙が出るほど嬉しいと思います。
私と同じように感じるお母さんも多いと思うので、色はあくまでも参考程度に、贈る気持ちを大切にしてくださいね。