宮島 水中 花火 大会 2018

宮島の水中花火大会は、ここでしか見られない規模のスターマインと尺玉の見事な芸術…一度見たらその感動を忘れられずに、何年もリピートしたくなる魅力にあふれています。

今回はそんな宮島の水中花火大会で、穴場スポットと呼ばれる遊覧船からの観覧についてご紹介いたします。

40万人以上もの人が押し寄せる宮島の水中花火大会ですが、今年こそは余裕をもって花火を心から堪能しちゃいましょう!

宮島の水中花火大会【2023年】基本情報

宮島水中花火大会の基本情報
  • 正式名称:宮島水中花火大会
  • 開催日程:2019年を最後に、宮島の水中花火大会は大会打ち切りを決定しました。(中止ではなく、大会を廃止した)
  • 開催地:広島県廿日市市 厳島神社大鳥居沖合400m会場の打上船
  • 開催地住所:広島県廿日市市宮島町1-1
  • 主催:宮島水中花火大会実行委員会
  • TEL:0829-44-2011
  • 来場者数:約5万人

残念ながら、
宮島の水中花火大会は、
2020年に東京オリンピックを開催する影響もあり、
主催団体で協議の結果、廃止が決定されました。
2019年が最後だったんですね。

この花火大会の特徴は水中花火だったということです。

普通花火はに打ち上げますが、
この宮島水中花火大会は水中花火線より海中に花火を投げ込み、海中で爆発。
花火は大音響ともに炸裂し、
大鳥居や厳島神社を美しく幻想的に浮かび上がらせていました。

世界遺産(厳島神社)と花火のコラボレーションはなかなかお目にかかれないので貴重だったんです。

この宮島の水中花火大会…なんと日本花火百選でトップにランキングされていました。

理由はいくつも考えられますが、一番は、花火の輝きによって水面や神社がシルエットのように浮かび上がる、幻想的な風景でした。

文字ではとても伝えきれないその美しさゆえに、宮島の水中花火大会は写真愛好家からも大人気だったんです!

上の動画いかがでしょうか?!!

本当に大パノラマですよね…。これを生で見られるなんて鳥肌ものだと思います。

宮島の花火、穴場は遊覧船?

宮島の花火大会は2019年を最後に廃止となったので、2023年は開催されません。以下は2019年までの情報です。

水中からも花火をみれる!

普通花火の穴場スポットっていえばどこかの公園だったり川辺や湖だったりしますよね。

でも宮島水中花火大会は違いました。

花火を水中から打ち上げる宮島の水中花火大会では、花火を投げ込む海の中からでも、観覧することができました。

普通の花火大会だと海や湖は進入禁止なのですが、この宮島花火大会は水場での観覧ができたのです。

自分の船から花火を見る人も!

宮島の花火大会は、水中からの観覧もOKなくらいなので、当然海上からの観覧もOKでした。

自分で免許と船を持っている方は、自分で小型船舶を運転して、海上から観覧することもできたんです。

蓮

驚きですよね~!

ただし、船やボート同士が衝突するなどの事故も実際に起きていたため「海上保安部からのおしらせ」なる資料もあったくらいです。

上の海上保安庁からの注意事項はだいたい以下の通りです。

  • 酒飲み操縦は禁止!
  • 乗船者全員のライフジャケット着用!
  • 操船前のエンジン機器チェック!

特に花火大会終了後に、毎年事故が多発していたそうです。

観光客が乗れる遊覧船も多数!

船舶の免許をもっていない人は、ゆっくりと海上から花火を楽しめないのか?

そんなことはありません!

宮島の水中花火大会当日は、各旅行会社から出ている遊覧船が約500隻ほどありました

慣れない場所での運転や移動って大変ですよね。

特にお子様がいるご家庭では移動だけでヘトヘトなんてこともよくあります。

また、トイレの行列や迷子問題などのトラブル勃発で、気づいたら花火が半分ぐらい終わってた…なんて苦い経験をされた方も多いのではないでしょうか。

そんな親御さんの方々は、旅行会社のツアーで花火大会に行くことが多いです。

宮島の花火大会には観覧船のツアーがありました。

遊覧船で見るメリット
  • トイレも船の中にあり、長い行列に並ばなくていい!
  • 船の上は範囲も狭いし人も多くないので、迷子の心配もない。(万が一迷子になっても見つけやすい!)
  • 離れた港で発着なので、渋滞に巻き込まれない!
  • 何時間も前から場所取りをしなくて良い!
  • ゆったり見ることができる。

この宮島水中花火大会は、各旅行会社で様々なツアーが企画されていました。

料金は少し割高になっていますが、価格やプランなど自分たちにあったツアーを、他の花火大会で探してみるのも楽しいかもしれませんね!!

遊覧船のチケットの買い方

では、この宮島の水中花火大会の遊覧船チケットをどうやって買えばいいのか、気になりますよね~!

遊覧船の申し込み方法は、2つあります。

  1. 各旅行サイトのホームページでのネット予約
  2. 旅行代理店に電話をして予約をする。
  3. 直接旅行代理店に行き、予約をする。

旅行会社によって予約の方法が異なりますので、まずは各旅行会社のホームページを確認してみましょう。

大手旅行会社では、5月20日現在、もう予約が始まっています。

広島の旅行会社では、例年6月以降にツアー受付が始まるらしいので、大手で売切れてしまっていた場合は要チェックですね!

5月現在、まだどこの旅行会社のチケットにも余裕があるようですが、この宮島水中花火大会は雨天でも決行するため、スケジュール変動の心配がありません。

つまり、早めに夏休みの予定を立てる方たちの、チケットの争奪戦が早めに行われることが予測される、ということです。

確実に宮島の水中花火大会にいく、という方は、遊覧船付きのツアーチケットは早めに予約した方がいいでしょう。

昨年はチケットキャンプなどでも宮島の水中花火大会の遊覧船付きツアーチケットが出品されていたそうです。

こうした転売を利用する人も多いかもしれませんが、トラブルに巻き込まれる例などもありますので、あまりおすすめできません。

安全性や確実性を考えるならば、旅行代理店で購入したほうがよいでしょう。

宮島の花火を遊覧船から見る・まとめ!

  • お金を払って優雅に見たい!家族でゆったり見たい人は遊覧船がオススメ!
  • 旅行代理店によってツアーの内容やプランが違うのでよく確認をしてから申し込む。
  • 予約の仕方は、旅行代理店ごとに違うのでホームページで予約方法を確認する。
  • 台風がくると延期されることもあるので申し込む際には、キャンセル時の注意事項をよく確認しておく。
  • チケットキャンプやメルカリでのチケットの譲渡は推奨しない。

遊覧船以外の観覧席や穴場情報!

宮島の水中花火大会といえば、他の日本各地の花火大会と違って、遊覧船で海の上からの観覧が一押し!

ということで、今まで遊覧船からの観覧をおすすめしまくってきました。

では、遊覧船以外からは花火がキレイに見えないの?そんなことはありません!

宮島の水中花火大会では、主催によって海沿いの防波堤付近に特別観覧席が設けられます。1席は6,000円です。

販売は2019年7月1日(月)午前9時から電話予約のみでの受付になっております。

有料席の電話予約
  • 電話番号:0829-44-2011
  • 2019年7月1日9:00~より電話可能
  • 1本の電話で6席まで申し込み可能!
  • 1席に付き6,000円!

こちらの観覧席…大変人気となっています。日本一とも言われる宮島の水中花火大会なので、無理はないですよね。

確実に有料観覧席をとりたい!という方は、販売当日の7月1日の9時には必ず電話をかけましょう!

車は毎年、大渋滞!

有料席しか見えないのかって?そんなことはありません!無料の穴場スポットをいくつかお知らせします。

そのまえに…ここで注意が必要なポイントがあります!

宮島水中花火大会では、車で宮島への乗り入れは困難となっています。

宮島口駅付近にも臨時駐車場などはなく、大規模な交通規制も行われているので、毎年渋滞がもの凄いそうです。

そのため、できる限り公共交通機関を使っていくことをおすすめします!

無料の穴場スポット!

宮島水中花火大会では見る場所が大きく2つに分かれていました。

宮島で見るか。本土(対岸側)で見るかです。

宮島で見る場合には、当日の午前0時から、花火大会観覧のための場所取りが解禁となります。

宮島に行くためには、JR宮島口駅付近からフェリーが出ていますが、とても混雑するので注意が必要。

混雑を避けるために、午前中のうちに宮島へ渡っておいたほうがいいでしょう。

宮島の観覧おすすめスポット

  • 厳島神社の鳥居前

厳島神社の鳥居前は、花火を真正面に見ることができ、特別観覧席よりもよく見えること間違いなしの名スポットです!

しかし…この場所は干潮のときではないと場所取りができません。

場所も干潟ですので、足場も悪く浴衣の方は、足元がびっちょびちょのドロドロになることも、覚悟しておく必要がありますね。

当日の潮の満ち干きによっては、なんと花火がみれない!なんてこともあるので、「宮島観光協会・年間潮見表サイト」で、潮の満ち干き調べてから行きましょう!

宮島水族館裏

宮島水族館裏は、宮島港から1kmほど離れた場所にあります。

フェリー乗り場からは奥なのでそこまで混雑することなく花火を楽しむことができるおすすめの穴場スポットです。

干潟と違い、足場もしっかりしているので、浴衣の泥汚れを気にせずに、ゆっくりと花火を見ることができます。

多宝塔

斜面の上から大鳥居の方角を見ると上から花火を全体的に眺めることができます。

山の斜面は狭いのでスペース確保は明るい時間帯にしておきましょう。

本土側の穴場スポット

宮島競艇場

競艇場駅まで徒歩1分でいける競艇場を、花火大会当日には無料開放してくれています。なんてすばらしい地元サービス!

競艇場なので観覧の椅子が並んでいます!椅子に座りながらゆっくり花火を見たい人にはこちらがいいでしょう。

立派な来客対応の大型施設なので、綺麗なトイレなども完備されているので、お子様連れでも安心してみることができるでしょう。

レアルマーレ望厳荘周辺

ここは厳島神社の真向かいにあたる立地というだけで、花火を美しく見る絶好スポットなのをお分かりいただけるでしょう。

宮島の水中花火が打ち上げられる場所からこの「レアルマーレ望厳荘」付近まで、さえぎる建物がないので、花火がとてもきれいに見えておすすめです。

しかも宮島口駅からも近い

この立地の良さから、花火観光客に大人気のスポットでもあります。本土では1番最初に満員になる穴場なので、場所取りはお早めに!

さいごに

日本の夏の風物詩の花火大会。

特に近年の花火大会は、大音量の音楽と共に打ち上げられる幻想的なパフォーマンスとして、完成度の高い感動を味わうことができると、花火大会人気は上昇し続けています。

それに伴い、毎年ものすごく混雑する中で観覧することに…。

ネットなどでも多くの観覧スポットが紹介され、「穴場」でも場所取りが必要なほどに混雑することが予想されますよね。

そんな中、宮島の水中花火大会では、「確実に余裕を持ってみることが出来る」と言い切れる、海上の遊覧船からの観覧が可能!

ツアー申し込み段階から、全国の花火大会ファンたちとの競争が予想されますが、それにしたってネット予約で済む話です。

是非、幻想的な宮島の水中花火を、特等の遊覧船の上から、ご堪能くださいね。

最後まで読んでくれてありがとうございました。