八王子祭り 山車

毎年【ぶっつけ】が楽しみな、関東屈指の山車祭りとして有名な八王子まつり。

今回は、八王子まつりの「ぶっつけ」の意味と「ぶっつけ」を堪能する日時など、八王子祭りについて紹介いたします!

開催情報や八王子の観光情報も合わせてご覧ください!

八王子祭りの基本情報

  • 祭り正式名称:八王子まつり
  • 開催日程
    :毎年8月の第一金曜日を初日とする、金・土・日曜日の3日間
    2023年8月4日、5日、6日の3日間
  • 開催地
    :JR八王子駅近くの国道20号(甲州街道)周辺
    :八王子「夢美術館」中心に東西数百mにわたって祭り会場となります。
  • 主催:八王子まつり実行委員会
  • 主催の電話番号:042-648-1531
  • 毎年の動員人数:2017年は85万人、2016年は80万人

当日の会場案内

JR八王子駅や京王八王子駅、八王子東急スクエアと国道20号線沿いに、案内所が設置されます。

JR八王子駅のロータリー脇にある「シミズパーク」の地下スペースには、赤ちゃん連れの来場者様のための授乳やおむつ交換スペースもあるため、ご利用ください。

お手洗いも、八王子祭り当日には20号線沿いに6箇所、駅に1箇所、八幡神社などもあわせて、数か所用意されています。

近隣の店舗に迷惑がかからないよう、祭り専用トイレを利用するよう心がけましょう。

アクセス

  1. JR中央線  八王子駅下車 徒歩5分
  2. 京王線  京王八王子駅下車 徒歩10分
  3. JR中央線 西八王子駅下車 徒歩12分

交通規制について

八王子まつりが開催される3日間、付近道路は長距離に渡って交通規制がひかれます。

以下の駐車場の一部も、時間帯・日にちによっては入出庫がむずかしいため、あらかじめ問い合わせることをおすすめします。

交通規制区間は「八王子駅入口交差点~追分町交差点」となることが例年から見てもわかります。

八王子祭りの駐車場情報

八王子祭りにいらした方のために、八王子駅周辺の駐車場をまとめました。

八王子まつり実行委員会によると、当日は交通規制実施のため、会場周辺は大変混雑が予想されます。

そのため車ではなく、なるべく公共交通機関の利用を勧めています。

蓮

全国的にもお祭りは周辺地域の方々が中心街へ一斉に集まってくるので、個人的にも公共交通機関が良いかと思います。

ただ小さいお子さんやお年寄りの方がいらっしゃるご家族連れは、車の方が便利だったりしますよね。

そんな方は以下の駐車場情報を参考にしてください。

JR八王子駅北口近く

  • 市営八王子駅北口地下駐車場
    住所:東京都八王子市旭町1-B1
    電話:042-642-1789
    430台収容
    7:00~24:00 15分100円
    0:00~07:00 30分100円
    ※00:00~06:00は入出庫不可
  • シミズパーク24
    住所:東京都八王子市旭町6-6
    電話:042-627-1171
    150台収容
    08:00~24:00 15分100円
    00:00~08:00 60分100円
    ※全日20:00~8:00の間は最大1,000円

京王八王子駅周辺

  • 京王八王子駐車場
    住所:東京都八王子市明神町3-27-1
    電話:042-644-6381
    170台収容
    00:00~24:00 30分200円

八王子祭りの混雑状況

2017年は85万人、2016年は80万人の来場!

八王子周辺地域から沢山の人が来場するので、今年も混雑覚悟です。

特に最終日のフィナーレは、夏休み期間中でもあるので祭り一番の盛り上がりを見せます!

このようにどこを見ても人、人、人だらけです!

曜日に関わらず毎年「ぶっつけ」の日がマックスに混みあいます!

今年は8月7日に一番混む可能性が高いという

八王子祭りの山車【ぶっつけ】時間は?

2018年は、8月5日(日)の19:50~20:30頃に、山車のぶっつけがありました。

予想:2023年は、8月6日(日)の19:50~20:30頃だと思います。

ぶっつけってなに?

そもそもぶっつけってなに?というところから始めると…

【ぶっつけ】とは山車がすれ違う時に山車を寄せて、お囃子を競い合うこと。

相手のお囃子につられちゃったら負けで、時には2台に限らず3台4台がぶつかり合うこともあるそうです。

毎年まつりの最終日に開催ということもあり、八王子の熱い思いが1年に1度のまつりを最高潮に盛り上げる瞬間!

このぶっつけを見るために、わざわざ遠方よりお祭りに来る人も多数いるくらいの、見ごたえ抜群なんです!

また【ぶっつけ】の前には八幡大辻に9台の山車が勢揃いし、お囃子の競演もあるそうなのでぜひお見逃しなく‼(予想では、2023年8月6日の20:00頃ってことですね!)

八王子祭り「ぶっつけ」の歴史

最初にも書いた通り、日本を代表する山車祭りとして有名な八王子まつり。

その歴史について、紹介いたします。

山車祭り=上の祭り&下の祭り

八王子祭りは元々『山車祭り』と呼ばれて、江戸時代からなんと300年も続く伝統的なお祭りなのです!

江戸時代には多賀神社の祭礼を『上の祭り』、八幡八雲神社の祭礼を『下の祭り』と呼び、それぞれ7月と8月に別々に行われていました。

江戸後期から明治中期は『人形山車』のお祭り。

明治後期以降は彫刻を前面に施した『彫刻山車』のお祭りへと変わります。

八王子まつりは、時代と共に山車の趣向が変化する、実に自由度の高いお祭りですよね。

何十年もの間、この八王子祭りを見守ってきた方ならば、昭和初期に比べて、時代と共に移り変わってきた祭りの空気を、肌で感じていることでしょう。

昭和に「八王子祭り」と命名

八王子の『山車祭り』が段々と定着し、市外からの来場者は増加の一途をたどるようになり、祭りの勢いは飛ぶ鳥を落とす勢いにまで成長しました。

それを受けて、現在の『八王子まつり』に名称が変わったのは昭和43年のこと。

思っていたより歴史が浅いものの、八王子まつりの真髄が、江戸時代から続く『山車祭り』に遡ることを思えば、歴史の重みを受け継いだ伝統行事といえるでしょう。

ちなみに現在、計19台の山車がありますが、長い歴史の中で”八王子空襲(昭和20年)”の火事により、8台もの山車が消失してしまった過去もあったそうです。

中々波乱万丈な八王子まつりですが、戦火をくぐりぬけて尚、現代にまで祭り文化を伝統行事として残した八王子市民の底力はすばらしいと感じます。

また八王子まつりの一番の見所である【ぶっつけ】…こちらも歴史が浅く、定着したのはなんと平成15年のこと。

この年から『伝統ある山車を中心とした祭り』として、祭りの内容を変更。

しかも同年に「地域伝統芸能大賞」を受賞しました。

”八王子まつり”としても”ぶっつけ”としても浅い歴史ではありますが、”山車祭り”としての長い歴史があったからこそ受賞できたといえますよね!

八王子祭りのほかの見どころ!

昼間も1日目、2日目も見どころ満載です。

祭りの期間中、20号線沿いで様々な出し物が催され、見物客を退屈させない工夫がされています。

蓮

こういった出し物の多くが歴史を感じさせるものであるほど、「祭りに来た甲斐があった!」と嬉しくなっちゃいますよね。

八王子まつりの「民踊流し」

八王子まつりの見どころは「ぶっつけ」だけではありません!

「民踊流し」はなんと、2016年に「Largest bon dance」(最多人数で踊る盆踊り)として、ギネス世界記録として登録までされている、有名な踊りなんです!

2016年には2130名もの踊り手さんたちが、まつりを大いに盛り上げてくれました!

この地方のほかの観光情報

高尾山

八王子まつりに止まりで遊びに来たのならば、ついでに高尾山に登山はいかがでしょうか?

「でも八王子まつりの時は8月で真夏…登山はきつい!」と言う方もいるかもしれませんね。

大丈夫です!

山なので8月の平均気温は24.8度。

夏にしては丁度いい気温ではないでしょうか。しかも高尾山は、ほぼ労力を払うことなく登れちゃう山。

高尾山の登山をおすすめ出来るポイントは、都心から約1時間ほどでアクセス可能な点や、登山道が整備されていること。

疲れやすい方は、ケーブルカーを使っても気軽に登山出来ますよ!

また飲食店も充実しているので、山登りに行く時のおにぎり等のお弁当準備もいりません。

自分が出したごみの持ち帰り、周りの方に迷惑をかけずにマナーを守るという最低限のことはお忘れなく!

道の駅八王子滝山

東京唯一の道の駅!

蓮

なんて聞くとミーハーな私はすぐ行きたくなります笑

八王子に道の駅があるなんて、知らない方も多いのではないでしょうか?

農産物直売所や、フードコート、お土産コーナー等があるので、八王子の名産品や魅力を一気に知ることが出来ることでしょう。

もちろん下記の『高尾ポテト』も取扱っています。

駐車場も完備されていますし、JR八王子駅、京王八王子駅からバスも出ているのでアクセスも便利。

八王子でどこに行こうか迷っている方は、道の駅八王子滝山へ行ってみてはいかがでしょうか。

高尾ポテト

八王子に遊びに行ったら、ぜひ買ってほしい高尾ポテト!

東京駅で買えるのかな?

と安易に考えていましたが…残念ながら東京駅にはありませんでした。

でも八王子周辺には取扱い店舗が多数あるので、他の地域に出回らないお菓子として、お土産に最適だと思います。

八王子産のさつまいもだけでなく、日本各地で収穫されたさつまいもを複合的に使ったこだわりの味といえるでしょう。

このことが評価され、過去に数々の受賞歴をもつ、八王子を代表するお菓子です。

まとめ

関東屈指の山車祭りとして有名な「八王子まつり」の情報をお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

わずか3日間の開催ながら、毎年多くの来場者が訪れ、最終日のフィナーレである【ぶっつけ】では、八王子まつり一番の盛り上がりを見せてくれます。

八王子にお住まいではない方は、お土産として八王子周辺でしか購入できない高尾ポテトもお忘れなく!

最後まで読んでくれてありがとうございました。