東北の祭りって、伝統的で全国的にも名前の知れ渡っているものが多いですよね。地方独自の古い文化に触れることで、大和魂が刺激されると毎年多くの人が東北の祭りに参加します。
今回は東北三大祭りと、東北のおすすめ花火大会6つを紹介していきますね。
お祭り大好きな方はぜひ、参考にしてください。
東北三大祭りとは
「青森ねぶた祭」「秋田竿燈祭」「仙台七夕祭」の三つを合わせて東北三大祭りと呼びます。いったことのない方でも、名前を耳にしたことのある有名なお祭りですよね。
まずはその東北三大祭りを。そして次に、東北の別のお祭りについて詳細と特徴をお伝えします!
秋田竿燈まつりについて
- 開催日程:2023年8月3日(木)~8月6日(日)
- 時間:9:00頃~21:00頃(日によって前後あり)
- 開催地:秋田県秋田市
秋田竿燈祭りは、「東北三大祭り」、「日本三大提灯祭り」の両方に名を連ねています。長い竿に沢山の提燈を付けた竿燈が、総数280本以上も並ぶお祭り。
この竿燈を手のひらや額、肩や腰を使って持ち上げる技術を競い合うのが最大の見どころ!これで観客を魅了できたら、秋田の一人前の男として認められるのでしょう。
ホテルの予約がとりにくい?
東北の夏は短いことから、東北の祭りの多くは毎年8月始め頃に行われます。秋田竿燈祭りだけでなく、東北の他県にも共通した特徴と言えますね。
つまり、毎年「8月初頭の第●曜日」と祭りの日が決まっていることが多々あります。そこで東北の祭りのファンは、毎年「翌年分」のホテルを予約していくんですよ!また有名な旅行会社はツアーを企画するため、かなり早い段階で多くのホテルを確保します。
つまり、個人でホテル予約するのは至難の業。
この事実に毎年多くの観光客が悩まされます…。
秋田竿燈祭りのホテル&ツアー情報
ただし!まだ数件であれば個人で予約できるホテルを発見!(6月現在)
また、おすすめのツアーについても触れているので、詳しくは「秋田竿燈祭り」の記事をご覧ください!
青森・ねぶた祭りについて
- 開催日程:2023年8月2日~7日
- 時間:18:00、19:00~21:00頃(日によって前後あり)
- 開催地:8/2(木)~8/7(火)青森駅周辺の市内中心部
ねぶた祭りの衣装「ハネト」を着用して踊り狂うお祭り。東北には馴染みのない方でも、ねぶた祭りを知らない人はいないといっても過言ではないほどに、有名なお祭りです。
初めて行く方は、「ハネトって難しいの?」って気になっちゃいますよね。
ハネトは誰でも簡単にハネルことができるので、安心して青森までの旅を楽しんでください!
ハネトはレンタルがおすすめ?
今回ハネト衣装について詳しく調べたのですが、購入すると最低でも10,000円前後かかりその後のクリーニング代ともなると…かなり痛い出費!
しかしそこはねぶた王国の青森市!ご安心を。
ハネト衣装のレンタル店が数多くあるので、安いお店だと3,000円ほど。高くても5,000円ほどでレンタルできますよ。
購入よりも半額以下だし、洗濯の手間もなく、手荷物預かりのサービス込みのレンタル店もあります。今年だけ参加する人や、初参加でどんな感じなのか体験してみたい人にはピッタリですよね!
というか、毎年ねぶたに参加する人も、多くがレンタルしてますよ。
ハネトのレンタル店や購入店舗の詳細については、青森・ねぶた祭りの記事に載せています。ぜひご覧ください。
仙台七夕祭りについて
- 開催日程:2023年8月6日(日)~8日(火)
- 時間:9:00~22:00頃
- 開催地:仙台市中心部および周辺商店街
- 花火:8月5日(土)19:15~20:15
仙台の街全体に飾られる七夕飾り!
仙台駅ナカにはもちろんのこと、仙台駅近くから始まるとても長いアーケードには、前から来る人が見えない程ボリュームのある七夕飾りで埋め尽くされます。
夏本番の8月…暑くて暑くてもう嫌!となるかたには、仙台の七夕祭りがおすすめです。この沢山の七夕飾りは風が吹くと涼やかな音が聞こえてくるので、癒し効果が抜群なんです。
花火スポットの穴場は?
全国的にも有名な仙台七夕祭り。毎年100万人を超える観光客で混みあいます。
にもかかわらず、仙台七夕祭りの花火大会は穴場スポットが多いんです。
打ち上げ場所が広瀬川河畔のため、その周辺の大町西公園や青葉山公園、また広瀬通を車両通行止めにし、様々な場所から見ることが出来ます!
しかも花火大会は前夜祭として行われるので、本番に比べて来場者数はそこそこ。(本番は倍以上もの観光客!)ただ仙台駅周辺は、残念ながら花火が見えません。
仙台は昔から「東北の東京」と言われているだけあって、高いビルが多いんです。仙台駅周辺から打ち上げ場所までは、沢山の交通規制、公共交通機関も混雑が予想されます。しかし、駅から歩いて向かっても、花火会場までの距離は近いので、仙台の街並みを楽しみながら向かうのもいいですね!
他にも仙台七夕祭りの記事に詳しく書いてあるので、ぜひご覧ください。
その他の東北のお祭り
長岡の花火大会について
- 開催日程:2023年8/2~8/3
- 時間:19:20~21:15(日によって前後します)
- 開催地:新潟県長岡市長生橋下流、信濃川河川敷
日本三大花火大会の一つ!一番の見どころはフェニックスで、一生に一度は見る価値ありと言われるほどみたいですよ。
席を確保するのは大変そうではありますが、日本人として一生に一度は行ってみたい花火大会の一つですね!
混雑回避と穴場情報
日本三大花火大会と言われるだけあり、長岡の花火大会の会場付近はかなりの混雑。ただ花火大会の主催者もそこは承知のようで、公式サイトには様々な混雑回避情報や、交通規制情報が載っています。
さすが日本で有名な花火大会なだけあります。
また長岡の花火大会でぜひ見ていただきたいのはフェニックス!フェニックスを見るためにいい席を取る人もいるくらい、日本の夏の風物詩と言っていいくらいの超絶パフォーマンスです。なので席を取らなくてもフェニックスを見るための穴場情報はないのか調べたところ、『古正寺の公園』と『イオン長岡店』は正面から見ることができるそうですよ。
詳しくは長岡まつり大花火大会の記事に載せてありますので、ぜひご覧ください。
西馬音内盆踊りについて
- 開催日程:令和5年8月16日(水)・17日(木)・18日(金)
- 開催時間:19:30~23:00
- 開催地:羽後町西馬音内字本町地内(通称:本町通り)※雨天時:羽後町総合体育館
西馬音内盆踊りは亡者踊りとも呼ばれていて、日本三大盆踊りの一つです。「編み笠」をかぶった若い女性たちの中に、「頭巾」をかぶって顔を隠して踊っている…一風変わった怖いお祭りでもあります。
怖いもの見たさで、一度は見に行ってみたいと思うのは私だけでしょうか。
歌詞の意味と曲について
西馬音内盆踊りの曲は2つあって、音頭とがんけ。歌詞について、簡単に言うと音頭は古事記が由来、がんげは下ネタという説があります。また曲の特徴として音頭は賑やか、がんけは優雅でメリハリがあります。
ですから疲れにくく長く踊り続ける事ができるようですよ!
これらの歌詞の意味や、曲調について、西馬音内・盆踊りの記事に詳しく書いています。ぜひご覧ください。
大曲の花火大会について
- 開催日程:2023年8月26日
- 時間:【昼花火の部】17:10~【夜花火の部】18:50~
- 開催地:秋田県大仙市大曲の雄物川河畔
普段は人口4万人という平穏な大仙市ですが、花火大会時はとんでもなく大勢の人が押し寄せます。大掛かりな交通規制が行われたり、電車が増発したり。更にホテルは1年前からじゃないと予約できなかったり…。
それでも大曲の花火は魅力があるから、毎年大勢の人が集まります!
そして多くの人が翌年もリピーターになる魅力にあふれています。
ツアーがおすすめの理由は?
全国的にも、とても有名な大曲の花火大会。しかもこの花火大会は他の花火大会とは違って、花火師さんたちが競い合う競技大会。
開催日も8月の第四土曜日と決まっています。
このことから、毎年花火師さんと関係者の方たちによって多くの宿泊場所が予約済み。個人的に予約するとなると、やはりライバルと同じ1年前に動き出さねばいけません。
6月くらいではほぼ予約は不可能でしょう。
ただしそこは有名な花火大会!様々な旅行会社からツアーが発売されています。
詳しくは大曲の花火大会の記事に載せていますので、ご覧ください。
さいごに
- 秋田竿燈祭り
- 青森・ねぶた祭り
- 仙台七夕祭り
- 長岡・花火大会
- 西馬音内の盆踊り
- 大曲の花火大会
東北三大祭と、東北の有名な祭りについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
今年はどこのお祭りに行こうか、迷ってしまいますよね。
どこに行ってもきっと、素敵な夏の思い出を作れることだけは間違いないでしょう。